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沖縄観光白タク、立件も視野 県警と入管、中国籍2人逮捕 不法就労疑い

6/9(金) 7:30配信

琉球新報

 沖縄県警と福岡入国管理局那覇支局は8日、入国管理局から認められた範囲を超えて働いたとして、入管難民法違反(専ら資格外活動)の疑いで中国国籍の那覇市の会社員(31)を逮捕した。県警の捜査の過程で、同会社員が観光客を自家用車に乗せて送迎する行為が確認されたことから、道路運送法に違反した無許可の有償旅客運送、いわゆる白タク行為があった可能性もあるとみて、道路運送法違反の立件も視野に捜査を進めている。

 また、会社員を従業員として雇用していたとして、中国国籍の旅行会社経営者(38)も入管難民法違反(不法就労助長)の容疑で逮捕した。2人は容疑を否認しているという。

 会社員は入国管理局から、外国料理の調理人や貴金属の加工など「産業上の特殊な分野に属する熟練した技能を要する業務」に従事できる「技能」という在留資格を得て日本に滞在していた。

 会社員の逮捕容疑は、ことし4月20日から5月26日までの間に、容疑者の経営者が社長を務める旅行会社で、自家用車を運転し観光客を観光地やホテルに送迎するなど、許可を得ずに在留資格外の活動をしていた疑い。経営者は、同会社員を従業員として雇用し、不法就労させた疑い。

 県警の捜査期間中に、会社員が観光客を送迎しているのが11日にわたって確認されたという。

 経営者の旅行会社には、8日午前に家宅捜索が入った。

 同社の社員は取材に対して、逮捕された会社員は同じく逮捕された経営者が社長を務める別企業の従業員だとして「事情が分からずコメントできない」と話した。

琉球新報社

最終更新:6/9(金) 10:22
琉球新報

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