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H28年度、都内公立5校で傷害を負わせるなど著しい体罰

6/9(金) 16:45配信

リセマム

 東京都教育委員会は6月8日、平成28年度に発生した都内公立学校における体罰の実態把握について、調査結果を公表した。教職員29人、外部指導員など5人が体罰を行い、体罰が行われた33校のうち5校において、傷害を負わせるなど体罰の程度が著しい事案あった。

体罰者別・傷害別の内訳、体罰の原因・認識(東京都教育委員会 平成28年度体罰の実態把握について)

 東京都教育委員会では、体罰の根絶に向けた取組みを行うため、体罰の実態について調査を実施している。平成28年度調査では、区市町村立および都立学校全2,167校の校長、副校長、教職員、児童・生徒すべてを対象に調査を行い、343校から601件の報告があった。報告された内容は、「体罰」34人、「不適切な行為」236人、「指導の範囲内」136人。「体罰」は、前年度の62人より約45%減少し、実態把握を開始した平成24年度(182人)の5分の1程度にまで減っている。

 体罰行為者は「教職員」が29人、「外部指導員など」5人。体罰の場面では、「授業などの教育活動中」は前年度比27人減の24人となったが、「部活動中」は前年度比1人減の10人と大きな増減はなかった。体罰の場所は「教室」10人、「体育館」8人、「そのほか(校外部活動を含む)」11人などが多い。

 体罰に対する認識では、前年度に47人だった「感情的になってしまった」が20人へと減少。体罰にいたる原因は、「態度が悪い」12人、「指示に従わない」10人が多い。

 体罰が行われた学校は、都立学校4校、区市町村立学校29校の計33校。そのうちの5校において、体罰を行った件数が5件以上、傷害を負わせる、悪質・危険な行為といった体罰の程度が著しい事案があった。学校名や事案の概要は公表されており、東京都Webサイトに掲載された「平成28年度に発生した都内公立学校における体罰の実態把握について」から閲覧できる。

《リセマム 黄金崎綾乃》

最終更新:6/9(金) 16:45
リセマム

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