ここから本文です

8戦連続2ケタKも…楽天・則本の“球数”にメジャーが不安視

6/9(金) 12:03配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 勢いが止まらない。

 2ケタ奪三振の連続試合記録を更新した楽天の則本昂大(26)が、8日のDeNA戦に先発して2失点完投勝利で今季8勝目。さらに12三振を奪い、自身の持つ記録を8に更新した。

 最速157キロをマークするストレートに加え、この日もスライダー、フォーク、カーブが切れていた。今すぐにでもメジャーで成功するともっぱらだが、ある米球団スカウトは「能力はもちろん高いが、プロ5年目の投手としては、球数が多すぎるのが不安」と、こう言うのだ。

「ノリモトは1年目にいきなりポストシーズンを含めて約3200球を投げた。年間投球数は毎年3200球前後に達し、昨年は3384球だった。今季も3000球を超えるペースで、日本で年間3000球を投げる投手がごくわずかという中で、異常といわざるを得ない。今季、チームが優勝してポストシーズンも投げることになれば、さらに球数は増える。肩や肘にガタがこなければいいのですが……」

 今季の則本は10試合に先発。全試合で100球以上を投じ、この日も117球。1試合平均は117球で、このペースで昨季と同じ28試合に先発すると、3276球に達することになる。

■マー君以上のハイペース

 レンジャーズのダルビッシュは日本ハム時代の2010年、11年と3000球以上を投げ、翌12年にレンジャーズ入団。メジャー3年目の14年途中に右肘痛でDL入りし、15年にトミー・ジョン手術を受けた。前出のスカウトが続ける。

「ヤンキースのタナカが楽天最終年の13年日本シリーズ第6戦で、160球完投勝利を挙げ、その翌日に救援で15球を投げたことで、メジャー関係者は一様に表情を曇らせました。その年はWBCもあり、投球数は3500球に到達していた。タナカは駒大苫小牧高時代の3年夏、甲子園全6試合で742球を投げ、さらに楽天時代の7年間で約2万球と投げまくった。案の定というか、ヤンキース入りした14年シーズン途中に右肘の靱帯を部分断裂している。ノリモトはアマ時代はそれほど酷使されていないが、プロ5年間で約1万7000球は田中以上のハイペース。いくらタフな投手とはいえ、日本でプレーし続けるにしても、これでは故障しかねない」

 梨田監督は、そろそろ“球数制限”を考えた方がいいかもしれない。

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/26(月) 7:00