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【インド】物流DHL、向こう4年で1億ドル投資

6/9(金) 11:30配信

NNA

 国際郵便・物流大手のドイツポストDHLは、インド国内で倉庫を大幅に拡充する計画だ。向こう3~4年間に事業拡大に1億米ドル(約110億円)を投じる。現地法人DHLサプライ・チェーン・インディアのビカス・アナンド社長の話として、ブルームバーグが7日に伝えた。
 1億米ドルのうち最大65%を倉庫に割り当てる。DHLサプライの倉庫面積は現時点で700万平方フィート(約65万平方メートル)で、20年までに1,000万平方フィート超に引き上げる目標を掲げる。企業・消費者間(BtoC)と企業間(BtoB)の両方で需要を取り込みたい考えだ。
 背景には、電子商取引(EC)市場の急拡大と7月に予定される物品・サービス税(GST)の導入がある。大手会計事務所KPMGによると、インドのEC市場は2020年までに800億米ドルに拡大する見通し。一方、GSTでは国内の税制が統一されるため、現在は工場などの拠点を都市や州ごとに置いていた企業が事業を整理・集約するとみられている。
 アナンド氏は、輸送での鉄道網の活用にも意欲を示した。DHLサプライは、現在は主に契約業者のトラックで貨物を運んでいるが、「大都市間が中心になるものの、5年後には列車での貨物輸送を増やしたい」と話した。

最終更新:6/9(金) 11:30
NNA