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『ドラゴンクエストライバルズ 』をひと足先にプレイ! 『ドラゴンクエスト』シリーズに新たな仲間が加わります 

6/9(金) 16:42配信

ファミ通.com

文・取材:編集部 コンタカオ

●31周年に突入した『DQ』シリーズの新たな挑戦!
 誕生30周年を超えて、いまや31周年に突入している『ドラゴンクエスト』(以下、『DQ』)。『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の発売を2017年7月29日に控え、ファンも大いに盛り上がっている中、新たなる『DQ』シリーズとして、スマートフォン向けのデジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』が発表されました。
 スマートフォン向けの『DQ』シリーズと言えば、ナンバリングタイトルは『DQI』から『DQVIII』まで揃っていますし、『DQ』のエッセンスを凝縮したオリジナルコンテンツの『星のドラゴンクエスト』、アクションがユニークな『ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード』に、『ドラゴンクエストモンスターズ』の育成要素を見事にスマホ向けに“翻訳”した『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』と、ゲーム性はそれぞれ違えど高い人気を誇る作品ばかり。そんなラインアップに、新たに加わるのが『ドラゴンクエストライバルズ』というわけです。
 すでに公式サイトではティザー映像が公開されており、公式ツイッターでも情報が更新されているので、ご存じの方も多いと思いますが、本作は対戦型のデジタルカードゲーム。筆者は正直、デジタルカードゲームをほとんどプレイしたことがないのですが、週刊ファミ通の『DQ』担当として本作の先行プレイを体験できたので、そのインプレッションをお届けします。基本ルールなどは、ちょもす氏がファミ通Appで先行プレイ記事を執筆されているので、こちらをぜひご覧ください。

●本作も“誰でも楽しめる『DQ』”になっています!
 ユニットを6マスの中に配置し、各カードのモンスターやキャラクターの特性、さまざまな特技や呪文の効果を活かしながら、ライバルチームのリーダーのHPをゼロにするという本作の基本的なルールは、非常にシンプルでわかりやすいものです。やっぱり『DQ』は誰でも楽しめるゲームでなければ……ですよね。
 今回プレイしたバージョンは、2017年6月9日から始まるクローズドベータテスト(以下、CBT)と同じバージョンのもので、選択できるリーダーは7人。それぞれに特徴的な職業とテンションスキルが用意されており、キャラクターごとに異なる戦略を立てることが可能です。
 そこに、各カードが持つ効果がカードバトルを彩ります。カードはモンスターだけでなく、リーダーが発動する特技や呪文に武器、シリーズでおなじみのキャラクターを召喚して効果を発揮する冒険者カードと、その内容は多彩です。ローンチ時には400種類ほどが実装される予定で、CBTの段階でそのすべてが使えるそうです。太っ腹(?)。
 このカードの内容が、『DQ』ファンにはたまらないものでして。たとえば、ハッサンを前列に召喚すると、正面にいる敵ユニットに6ダメージを与えます。これはもう、せいけんづきでしょう。クリフトは、ランダムに2マスの敵ユニットを死亡させるという、まさにザラキな特技を発動してくれます。ドルマゲスを召喚すれば2体の分身が出現しますし、ハーゴンは召喚時に冒険者ユニット1体を犬に変えてしまうといった、『DQ』ファンならニヤリとしてしまう“ネタ”が満載。その内容を見たいがためにカードを集めるのも「正解!」と思うくらい、ネタのチョイスが秀逸なんですよ。もちろん、戦術に組み込める内容となっているので、あまり『DQ』シリーズに詳しくなくとも、ガッツリとしたカードバトルが楽しめます。

 リーダーとなるキャラクターは、『ドラゴンクエストヒーローズ』シリーズで各キャラクターを演じた豪華声優陣によるボイスでしゃべってくれます。カードのモンスターやキャラクターが3Dになって動いている様は、見ているだけでも楽しいものです。というか、かわいいです。当然ですが、カードのイラストはすべて描き下ろし。ナンバリングタイトルも含めて、あらゆる『DQ』シリーズのモチーフが集約されているだけに、カードを集めたい衝動が沸き起こることは間違いないでしょう。音楽も、たくさんの名曲が「ここでこれが流れるのね!」と納得のタイミングで流れるのもポイントです。

●職業にテンションスキルに……バトル、深いです
 本作のバトルで新鮮だったのは、テンションの存在。ファンならおなじみのテンションですが、プレイヤーキャラクター(リーダー)のゲージを3つまで溜めると、各リーダー固有のテンションスキルが発動できます。MPを消費してゲージを溜めるのか、モンスターを配置して防衛ラインを構築するか、攻撃して少しでも相手のHPを減らすのか……テンションスキルは強力ですが、使いどころを間違えると雪崩のように攻撃を喰らうこともあって、なかなかスリリングなバトルが展開します。以下では、今回のCBTに実装される7人のリーダーの特徴やテンションスキルを紹介しましょう。

■テリー
職業:戦士
特徴:多彩な武器を駆使して、みずから攻撃できる
テンションスキル:1ターンだけ、味方リーダーの攻撃力がプラス3&貫通効果のある攻撃をくり出せる

■ゼシカ
職業:魔法使い
特徴:ダメージを与えたり、補助効果のある攻撃呪文を操る
テンションスキル:任意の敵1体につき、3ダメージを与える

■アリーナ
職業:武闘家
特徴:低コストのユニットや特技を展開し、手数の多さで攻める
テンションスキル:デッキからカードを2枚引ける

■ククール
職業:僧侶
特徴:回復や復活効果を持つ特技を駆使して、粘り強く戦える
テンションスキル:リーダーと全ユニットのHPを3回復

■トルネコ
職業:商人
特徴:“道具”カードでユニットを強化できる
テンションスキル:道具カードを3枚入手する

■ミネア
職業:占い師
特徴:複数の効果を発揮する占いで状況に合わせた戦いを展開できる
テンションスキル:デッキから特技カードを1枚引いて、コストをマイナス3に

■ピサロ
職業:魔剣士
特徴:自身のMPを増やして、大型のユニットを強化する
テンションスキル:攻撃力3・HP2のピサロナイトを1体出す

 今回の先行プレイではゼシカとトルネコ、テリーを使用できたのですが、個人的にはテリーのテンションスキル“稲妻の加護”で、同じライン上にいる敵を貫通するのが気持ちよかった! しんくう斬りなど、武器に関する特技カードが多彩という、剣士テリーならではの特徴も、『DQヒーローズ』シリーズでテリーを使っていた自分にはフィットしました。思い入れのあるキャラクターにこだわって、職業デッキを充実させていくのも楽しそうです。筆者はプレイできなかったのですが、トルネコも独特の効果を発揮する特技カードを使っており、キャラクターごとに変わる戦術に自分がどう対処するのか、その読み合いは単純ではない印象を受けました。

 プレイの感想をまとめると、入口は『DQ』らしさもあって広いです。プレイには、すぐに慣れることができます。前述の通り、カードのコレクション性も高く、フィールド上で3Dのキャラクターやモンスターがバトルする様は迫力もあって素晴らしいものです。バトルのルールはシンプルですが、「なんとなく」で適当にカードを置いても勝てるほど甘くはありません。MPとカードのコスト、残りHPに相手の布陣などを踏まえて次なる一手を考えないと、あっという間に負けます。とはいえ、自分のデッキに強力なカードがあって、相手の攻撃に耐えて自ターンを迎えることができれば(ターンごとにMPは回復します)、一気に形勢逆転も可能です。あまりカードゲームを嗜まなかった筆者でも、「こういうゲームもおもしろいんだな」と、いまさらながら実感しました。

 残念ながらCBTの参加者募集は終わっていますが、2017年内の配信までに体験できる機会を、きっとスクウェア・エニックスさんが設けてくれる……はず(希望です)。CBTは動画配信オーケーとのことで、実施期間中はファミ通Appや参加者の皆さんによるプレイ動画がたくさんアップされると思いますので、気になる方はチェックしてみてください!

最終更新:6/9(金) 16:43
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