ここから本文です

津軽・嘉瀬駅の「キャンバス列車」、香取慎吾さんらが20年ぶりに塗り替え /青森

6/9(金) 12:08配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 津軽鉄道嘉瀬駅(五所川原市金木)にあった「キャンバス列車」が5月30日、新しく塗り替えられた。(弘前経済新聞)

「ねぶたは赤いイメージがある」と香取慎吾さんが描いた車両正面

 元SMAPの香取慎吾さんが1997年に地元の小学生たちと一緒に絵を描いた同車両。2000年に運行を終え、金木駅で数年展示した後、同駅に展示するようになった。

 津軽半島観光アテンダント推進協議会の小枝美知子さんは「車両に描かれた絵は時間がたち劣化してしまった。津軽鉄道が修復してもよかったのだが、やはり香取さんに直してほしかった」と話す。

 小枝さんによると、アテンダントの活動が始まった2009年から香取さんが出演するテレビ番組に依頼を出し続けたという。「香取さんが主演したテレビドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にも依頼したこともあった。香取さんが演じた両津勘吉役として」と笑顔を見せる。

 今年は20年目の節目となったこともあり、「何か行動を起こさなければ」という思いが強かったという。「5月上旬にフジテレビ『おじゃMAP!!』にいつものように投書したところ、番組側から連絡があった。その後、とんとん拍子に話は進んだ」と振り返る。

 香取さんは5月28日に青森へ到着し、30日まで滞在したという。その間、20年前に一緒に絵を描いたメンバーらと一緒に車両の絵を塗り替えた。小枝さんも依頼主として参加。塗り替え作業は深夜に及ぶこともあり、香取さんだけが残って作業をしたこともあったという。

 「香取さんは20年という間をとても大切にしていた印象があった。最初は津軽鉄道の車両を何とかしたいという思いだったが、次第に香取さんと一緒に絵を描いた子どもたちとのつながりを大切にしていきたいと思うようになった」と小枝さん。

 30日に予定通り完成した車両は地元住民らにお披露目した。新しくなった車両を見た小枝さんは「アテンダントとして走行中の車内から『20年前に香取さんが描いた車両』と案内し続けてきたが、これからは『20年の時を経て、香取さんが再び描いてくれた車両』と案内できる」と笑顔を見せる。

 番組は6月7日に全国放送されたが、津軽地方ではまだ放送されていない。放送をまだ見ていない小枝さんは「楽しみにしている。当団体のフェイスブックページに『見ました』といった反応があり、すでに県外から問い合わせの電話もある」と話す。「ぜひ津軽鉄道を利用して、本物の車両を見に来てほしい」とも。

 津軽地方ではRAB青森放送で6月17日13時から放送予定。

みんなの経済新聞ネットワーク