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【WWE】2年ぶり来日フィン・ベイラー 日本マットへの思い熱談

6/9(金) 16:32配信

東スポWeb

 WWEのトップスター、フィン・ベイラー(35)が8日、本紙のインタビューに応じ約2年ぶりとなる日本での試合「WWE Live Tokyo」(30日、7月1日、両国国技館)に向けて活躍を誓った。プリンス・デヴィットのリングネームで2006年から約8年間、新日本プロレスで活躍したベイラーは、今やロウのスーパースターに君臨。5月にスマックダウンで“一軍デビュー”を果たした盟友・中邑真輔(37)や、日本のプロレス界について思いを激白した。

 ――PPV大会「エクストリーム・ルールズ」(4日=日本時間5日)では残念ながらWWEユニバーサル王者、ブロック・レスナーへの挑戦権を逃してしまった

 ベイラー:誰もが王座を狙っているとは思うけど、個人的にはケガの克服(注・昨年8月に肩を負傷して長期欠場。4月に復帰)もあったので、リングに立てることに幸せを感じている。今は一日一日をこなしていくことに力を注いでいて、毎日が楽しいよ。

 ――日本公演は約2年ぶりの出場だ

 ベイラー:2年前の大会でNXT王座を獲得したし、それ以外にも日本には素晴らしい思い出がある。昨日も成田に着いた瞬間にたくさんの思い出がよみがえってきたよ。

 ――初日がカール・アンダーソンとシングル戦。2日目が4WAYでタイトルマッチだ

 ベイラー:え? 誰がタイトルマッチだって?

 ――あなたです

 ベイラー:アンダーソンとのシングル戦は知っていて、日本のファンがどっちを応援するのかは楽しみにしていたんだ。でもタイトルマッチは本当に今、知ったよ。インタビューはキャンセルだ。これからちょっとトレーニングに行かないと(笑い)。

 ――来日した7日には新日本道場を訪問した

 ベイラー:8年も過ごした場所だし、古くからの友人たちと会えてとても楽しかった。「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で優勝したKUSHIDAにも会えたし、彼の著しい成長はとてもうれしい。いつかはまた接点ができるかもしれないし、楽しみにしている。

 ――IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカとも会った

 ベイラー:最初会った時はお互いにヤングボーイだったのに、今や別々の道を歩みながらもそれぞれ頑張っていることを確認し合えて本当によかった。そうだ、アンダーソンはいまだに2012年G1のオカダとの決勝戦の素晴らしさを語ってくるんだ。それに負けない試合を自分が両国でやらないとね。

 ――日本のプロレスは今でもチェックする

 ベイラー:時差だったり忙しいスケジュールのなかで、できるだけ大きな大会は見るようにはしている。(タイガー)服部さんにNJPWワールドのパスワードを聞いたんだけど、教えてもらえなかったよ(笑い)。

 ――田口ジャパンのことは知っている?

 ベイラー:いや、知らないけど…。

 ――何でもないです。WWEではあなた以外にも中邑真輔やAJスタイルズら元新日本レスラーが多数活躍している

 ベイラー:新日本だけでなく、日本でプロレスをやってきた選手たちがWWEに来ているというトレンドは、日本のプロレスが世界にどれだけ通用できているものなのか、どれだけ質の高いものなのかを証明できていると思う。日本には才能ある選手がたくさんいるし、各国から選手が集まるトレンドは今後も続けばいいなと思っている。

 ――中邑もついにスマックダウンに昇格した

 ベイラー:個人的にとてもうれしい。(自分が所属する)ロウでなかったというところがちょっとだけ残念だけど、ずっと別々というわけではないだろうし。ドラフトなどで今後同じブランドに所属できることがあったら非常に楽しみだ。

 ――中邑への期待は

 ベイラー:真輔は世界のどこに行ってもトップを狙える選手だ。今のスマックダウンでトップを目指してほしい。

 ――今後の目標は

 ベイラー:俺のゴールはアンダーソンと、12年G1ファイナルを超える戦いをすることだ…というのは冗談で、やはり両国で日本のファンの前で試合をできるのはとても楽しみだ。みんなに期待していてほしいね。

【大会2日目に4WAYインターコンチ王座戦】

 ベイラーは日本公演初日に新日プロ時代の盟友、カール・アンダーソンとシングル戦、2日目はフェイタル4WAY形式のインターコンチネンタル王座戦(王者ディーン・アンブロスVSベイラーVSクリス・ジェリコVSザ・ミズ)に出場する。日本人スーパースターではヒデオ・イタミ(36)、NXT女子王者のASUKA(35)、戸澤陽(31)が同大会で凱旋帰国する。なお中邑とAJは9月16日にエディオンアリーナ大阪で行われる「WWE Live Osaka」への出場が発表されている。

【プロフィル】フィン・ベイラー 1981年7月25日、アイルランド出身。2000年に英国でデビュー。LA道場を経て06年4月に新日本プロレスに入団し、10年に東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞ベストバウトを受賞するなど中心選手として活躍。14年にWWEに入団、16年にはロウにドラフト1巡目指名を受ける。同8月に初代ユニバーサル王座を獲得するも、肩の負傷で長期離脱して今年4月に復帰。180センチ、86キロ。得意技はクー・デ・グラ(ダイビングフットスタンプ)。

最終更新:6/9(金) 17:55
東スポWeb