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「女性が来てくれる」おしゃれな“タチウオの漁港”に 有田市が計画

6/9(金) 7:55配信

産経新聞

 タチウオの漁獲量日本一を誇る有田市は、箕島漁港(同市宮崎町)で水揚げされた新鮮な魚を買うことができる直売施設をつくる計画を進めている。「女性が来てくれる漁港」がコンセプト。直売所にレストランなどを併設したおしゃれな施設を目指している。建設時期は未定だが、平成29年度は関係団体との調整を進めるとともに、箕島漁港での直売イベント「とれピチ朝市」の来場者増加に向けて取り組むという。

 箕島漁港は、漁獲量日本一のタチウオをはじめ、とれる魚種が多いとされる。10~30代の若手漁師の割合も高い。一方、漁獲量の減少や、市内に新鮮な魚が買える施設が少ないことが課題となっていた。

 女性をターゲットとしたコンセプトには、市が昨年、有田箕島漁協の支所長と若手漁師を対象に開いたワークショップで、両者に共通していた「豊富な魚種が買えて、女性が来てくれるような場所がほしい」との意見を反映させた。

 市は他府県の漁港なども視察した上で、直売所にバーベキューができる広いスペースやレストランなどがそろった施設に整備し、有田みかんや野菜などの販売も目指して計画を進めている。

 建設に先立って、箕島漁港を新鮮な魚が安く買える場所としてPRしようと、市は24年9月から「とれピチ朝市」を開催。一時は千人以上が訪れていたが、最近は200人前後と低迷しており、“改革”の時期にさしかかっているという。

 市の担当者は「とれピチ朝市の延長上に直売施設の建設がある。まずはお客さんが戻ってくるような魅力あるイベントに見直し、女性でも気軽に行きたいと思えるような漁港にしていきたい」と話している。

最終更新:6/9(金) 7:55
産経新聞