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西八代と南巨摩を合区 県議選区割り案、15日に議長案提示

6/9(金) 7:55配信

産経新聞

 県議会は8日、議会改革検討協議会を開いた。鈴木幹夫議長が先月23日に示した一票の格差を是正する区割り3試案のうち、議員1人当たり人口(平成27年国勢調査)が最少の西八代郡選挙区(市川三郷町、1万5673人)と、隣接する南巨摩郡選挙区(早川町、身延町、南部町、富士川町)が合区される方向となった。

 協議会では、最大会派の自民党誠心会(22人)、第3会派のリベラルやまなし(5人)が同案を支持。協議会後の取材に鈴木議長は、両選挙区の合区(定数は変わらず)と、人口規模の割に定数が多い甲州市選挙区の定数を1減して1とする議長案を「15日の次回協議で示す」と述べ、大勢が固まった。

 第2会派のチームやまなし(7人)は「議長試案の慎重な検討が必要」と事実上、反対を表明した。

 議員1人当たり人口が最少の西八代郡選挙区と最多の中央市選挙区の一票の格差は、現在、1・99倍。

 西八代、南巨摩の両選挙区を合区すると、議員1人当たりの人口は甲州市選挙区(1万5836人)が最少となり、最多の中央市選挙区との格差は1・97倍となる。

 鈴木議長は「この改革は議会がやることで、煮詰まった段階で市町の首長に説明する。いろいろ意見はあるが大同の意見を取り上げるべきだ」と強調した。

 議長は15日に議長案を提示後、合区や定数減に反対や慎重な姿勢を示している関係市町に直接、説明して理解を求める。

 議会事務局によると、区割り案は議長提案後、数回の協議を経て、過半数の賛成が得られれば決定される運び。早ければ12月議会に条例案が提出される見込みだ。南巨摩郡選挙区との合区案について、市川三郷町は8日、「正式に聞いていないのでコメントは差し控えたい」(秘書課)としている。

最終更新:6/9(金) 7:55
産経新聞