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英国のEU離脱交渉、予定通り開始できるか不明=欧州委員

6/9(金) 15:37配信

ロイター

[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)当局者は9日、英国の総選挙でメイ首相率いる与党・保守党が過半数を割り込む見込みとなったことを受け、英国とのEU離脱交渉が予定通りに始められるか、また交渉が順調に進むかは不透明だとの認識を示した。

EUの執行機関である欧州委員会のエッティンガー委員(財政担当)は、交渉相手の立場が弱ければ不透明感が高まると指摘し、交渉を予定通り今月19日に始められるかは不確かだとの見方を示した。

委員はドイツのラジオで「行動できる政権が必要だ」と述べ、「交渉相手の立場が弱ければ、結果も両者にとって不調になりかねない。不透明感がはるかに高まる」と語った。

モスコビシ委員(経済・財務・税制担当)も選挙の結果がEU離脱交渉に影響を及ぼすとの見方を示した。ただ、英国がEU残留を求めてくることを欧州委員会として期待しているかどうかについては発言を控えた。

同氏はフランスのラジオ局で、昨年の国民投票を受け、選挙前の英議会では大半がEU離脱を支持していたと述べ、また2019年に離脱するという日程は「任意」ではなく離脱法で定められていると指摘した。

*内容を追加しました。

最終更新:6/9(金) 16:59
ロイター