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除染事業で領収書改ざん=下請けに指示、社長謝罪―8000万円水増し・安藤ハザマ

6/9(金) 20:50配信

時事通信

 東京電力福島第1原発事故をめぐる除染事業を元請けとして受注した中堅ゼネコン「安藤ハザマ」(東京都港区)が、改ざんした領収書を福島県内の自治体に提出したとされる疑惑で、同社の野村俊明社長らが9日、東京都内で記者会見した。

 野村社長は、従業員が下請けの一次協力会社に作業員の宿泊費を水増しする形で領収書の改ざんを指示したことを明らかにし、謝罪した。水増し額は約8000万円になるという。

 領収書の改ざんは自治体との最終的な契約金額の決定後だったと説明。自治体に対して不正な請求があったかについては調査中とした。他の除染事業についても調査を進める。

 記者会見で野村社長は「あってはならないことだ。おわび申し上げる」と述べた。今後の調査について、「福島県民の信頼を裏切ることのないよう誠実にやっていきたい」と話した。

 安藤ハザマによると、領収書の改ざんが確認されたのは、2012年に契約したいわき市の除染事業と、13年に田村市と契約した除染事業。同社の工務担当の男性従業員が、一次協力会社にメールで作業員の宿泊費の改ざんを指示した。宿泊施設は一次協力会社の子会社が所有している。 

最終更新:6/9(金) 20:57
時事通信