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桐生、10秒18「自滅」6位

6/10(土) 7:04配信

スポーツ報知

◆陸上 ダイヤモンドリーグ・ゴールデンガラ(8日、ローマ)

 男子100メートルで、日本初の9秒台突入が期待された桐生祥秀(21)=東洋大=は向かい風0・2メートルの条件下で10秒18の6位だった。序盤は横一線の争いだったが、中盤以降で持ち味の爆発力を欠いた。チジンドゥ・ウジャ(英国)が10秒02で1位だった。桐生は次戦の日本選手権(23日開幕、大阪)で、10秒の壁突破と17年ロンドン世界陸上(8月)の代表内定を目指す。

 見せ場は訪れなかった。出場した9人中、7人が持ちタイム9秒台の豪華レース。桐生は中盤の混戦を抜け出せず、10秒18の6位に沈んだ。前戦のプラハ国際(5日)で10秒1台を2本そろえてローマに乗り込んだが、期待された9秒台は幻に終わった。「プラハよりもタイムが落ちるのは、普通に考えればあり得ない。若干、自滅してしまった」と悔しげに振り返った。

 2試合を転戦した欧州遠征は、3本全て10秒1台。大台突破は逃したが、記録が高いレベルで安定。強豪の海外勢と走っても「力まずにいけた。最後まで自分の理性を保って走れた」と分析した。次戦の日本選手権では、優勝で17年ロンドン世界陸上代表内定が大きく近づく。9秒台はもちろん、山県やケンブリッジに勝ち切るのも重要だ。「進化はしている。条件が整えば9秒台にいける自信はある」と力強く言い切った。

最終更新:6/10(土) 7:04
スポーツ報知