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松たか子、『アナ雪』以来の声優出演 岩井俊二監督の名作『打ち上げ花火』

6/12(月) 5:00配信

オリコン

 女優の松たか子(40)が、岩井俊二監督の傑作ドラマを劇場アニメ化する『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(8月18日公開)で声優を務めていることが11日、わかった。岩井監督・脚本『四月物語』(1998年)で鮮烈な映画初主演デビューを飾り、みずみずしい女学生を演じて注目された松が、時を経て岩井作品原作のアニメーション映画に、ヒロインの母親役で参加する。

【画像】松たか子が声優を務めるなずなの母

 脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁氏が担当し、“繰り返される夏の1日”の、恋の奇跡を描くラブストーリー。総監督は、社会現象化したアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之氏が務め、ヒロインを広瀬すず(18)が演じるほか、菅田将暉(24)、宮野真守(34)の出演が発表されていた。

 岩井監督の名を世に知らしめるきっかけとなったドラマは、1993年に放送され、95年に劇場公開もされた。とある海辺の町を舞台に、夏休みの花火大会の前、クラスのアイドル的存在・なずな(声:広瀬)に思いを寄せる男子中学生・典道(菅田)が、時間が巻き戻る不思議な体験に巻き込まれていく。

 松が演じるのは、なずなの母親役。母親の再婚によって転校することになったなずなは、再婚に反発し、駆け落ちを企て典道を誘う。繰り返す夏の1日の中で、恋と冒険を繰り広げる2人にとって大きな壁となる存在だ。

 松のアニメーション映画への参加は、『ブレイブストーリー』(06年)の主人公・ワタル、大ヒットを記録した『アナと雪の女王』(13年)のエルサ役があり、声優を務めるのは『アナと雪の女王エルサのサプライズ』(15年※『シンデレラ』と同時公開の短編映画)以来となる。

 オファーを受けた松は「私でいいんでしょうか? と思いましたが、岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに『青春!』で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました」と出演を決意。声優は慣れたものかと思いきや、「アニメーションに描かれたキャラクターとどこまでひとつになれるのかが、難しいです」と苦労をにじませ、「なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば…と。でも、どこか似ている母娘の姿が伝わったら、と思い演じました」とコメントを寄せた。

 新房総監督は「松さんの圧倒的な存在感に驚きました」と感嘆し、川村元気プロデューサーは「『四月物語』における松たか子さんの印象が鮮烈で、今回岩井作品を原作とするにあたり、ぜひ参加していただきたいと思いました」と起用理由を説明。「僕自身は映画『告白』以来の松さんとのお仕事でしたが、新しい表現を魔法のように繰り出す松さんに今回も圧倒されました」と絶賛している。

 そのほか、なずなたちのクラスの担任・三浦先生役で花澤香菜(28)、クラスメイトの純一を浅沼晋太郎(41)、和弘を豊永利行(33)、稔を梶裕貴(31)と、人気声優たちの出演が発表された。

最終更新:6/12(月) 5:00
オリコン