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ぐんまちゃんの“出動” 「ゆるキャラ」ブーム前の7倍に 着ぐるみ貸し出し 16年度は906件

6/9(金) 6:01配信

上毛新聞

 2016年度の群馬県マスコットキャラクター「ぐんまちゃん」の着ぐるみの貸出件数は906件で、ゆるキャラブーム前の09年度の約7倍に増えたことが8日、分かった。民間への貸し出しが8割を占め、ぐんまちゃんの集客力への期待の大きさがうかがわれる。

◎民間への貸し出し 8割超に

 同日の県議会厚生文化常任委員会で県が実績を示した。

 貸出件数は、全国のご当地キャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ」が開催された10年度から急激に増加。ぐんまちゃんが優勝した14年度は707件、15年度は838件だった。県は11年度に2体、14年度から3体ずつ着ぐるみを増やして対応してきた。

 当初は県関係者への貸し出しが多かったが、12年度に民間が上回り、16年度は民間が732件と8割を超えた。利用目的は大半がイベント出演といい、県は「子どもや女性から人気のあるぐんまちゃんの集客力に期待する企業や団体が多い」と分析する。

 貸出件数が増える中、課題も出てきた。「かわいくないぐんまちゃんがいる」と苦情が寄せられるようになり、県は14年度、イメージ統一のため、推奨する身長や動き方を写真入りで紹介する冊子を貸出時に渡すようにした。夏休み中の貸し出しも増えており、着ぐるみの中で熱中症にならないよう注意を徹底するという。

 貸し出しは団体と法人が対象で、1週間まで借りられる。1週間の貸出料金は非営利目的が1540円、営利目的が1万0200円。結婚式などの個人的な行事や酒席では利用できない。問い合わせは県民センター(電話027-226-2261)へ。

最終更新:6/9(金) 6:01
上毛新聞