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茨城大などの研究チームが申請「チバニアン」、競合はイタリアの地層か

6/9(金) 7:00配信

AbemaTIMES

 千葉県・市原市の地層を、その時代を代表する地層として認定されるよう、茨城大学などの研究チームが申請する。認められればその時代は、「チバニアン」と命名される予定だ。

 茨城大学などの研究チームによると、市原市の地層は約77万年前に地球の磁場が逆転した際の痕跡を残しているという。国際学会への申請が認められれば、約77万年前から12万6000年前の時期は、世界共通で「チバニアン」と名付けられる。

 イタリアからも2カ所の地層で申請があると見られ、研究チームは「選ばれるかどうかは五分五分」としている。結果は、1年後をめどに出されるようだ。

 今回の発見は“磁場が逆転した”ということだが、地球を大きな磁石と見立てると、現在は北極側がS極、南極側がN極になっている。磁場は地球内部の活動の影響などで度々逆転しており、少なくともおよそ360万年間の間で11回入れ替わっていることがわかっている。

 調査チームによる地層の精密な測定によって、約77万年前の火山灰の層があることが確認された。この地層に含まれる、磁気を帯びた鉱物の磁力の向きを調査した結果、77万年前より前に堆積した層と、後に堆積した層とでは磁場が逆になっており、77万年前以降に堆積した層の磁力が今と同じということから、この時代に磁場が逆転したのではないかと言われている。

 その時代が、更新世のうちまだ名称が決まっていなかった時代ということで、約77万年前から12万6000年前の時代を「チバニアン」と命名することを目指している。なお、「チバニアン」は「千葉時代」という意味。

(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)

最終更新:6/9(金) 10:33
AbemaTIMES