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埼玉最下位脱出は困難…人口10万人当たりの医師数「目標おかしい」

6/9(金) 10:30配信

埼玉新聞

 埼玉県は8日、2013~17年度の県の総合的な保健医療政策の指針「第6次県地域保健医療計画」の進捗(しんちょく)状況について、さいたま市で開いた同計画等推進協議会で報告した。36指標を設けて5年間取り組んでいる施策のうち、人口10万人当たりの医師数の「全国最下位脱出」など五つの指標の目標達成が困難とした。

 ただ委員からは「県内の医師の絶対数は増えている。人口も減っておらず、『10万人当たりの医師数で最下位脱出』という目標そのものがおかしい」といった意見も出た。

 医療人材課によると、県内医師数は10年の1万259人から14年は799人増の1万1058人。奨学金・研修資金貸与制度の充実を図ったり、県外からや臨床研修医の誘導などで医師の確保に取り組んできた。ただし人口10万人当たりの医師数は10年の142・6人から14年は152・8人にとどまっており、第6次計画期間中に掲げた最下位脱出は難しいとした。

 そのほか、16年度に27万人を目標にしていた献血者数などの達成も困難とした。

 一方、救急担当医師を複数配置する第2次救急輪番病院の割合を17年度までに65%とする指標は16年度に71・4%と目標を超えた。

最終更新:6/9(金) 10:30
埼玉新聞