ここから本文です

斎藤工が考える“昼顔妻”を生まない方法 「結婚するなら別居婚」

6/9(金) 7:00配信

AbemaTIMES

 2014年に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が、この夏、映画になって帰ってくる。人妻・紗和(上戸彩)が高校教師・北野(斎藤工)と禁断の恋に落ち、人生を狂わせてしまう姿を描いた同作。ドラマのラストでは別れを選ばざるをえなくなった2人だが、映画『昼顔』はその3年後が舞台。離婚した紗和が暮らす町に北野が仕事で訪れ、再会したことから2人の運命は再び動き出す。

 禁断の恋人・北野を演じた斎藤工は、同作で大ブレイク。艶のある演技で女性ファンを虜にした。斎藤は今回の映画化や禁断の恋に対し、どんな思いを持っているのだろうか。話を聞いてきた。

グッとくるのは「呼び名が変わる瞬間」

ーー2度目の北野ですが、どのような役作りを?

斎藤:リアルタイムで2、3年後っていう設定だったので、実際の年齢変化とも重なって、いろんなことが自然でした。そのために無理に何かを起動したとかはなかったです。再放送もされていたので、たまに作品を見直したりはしていました。

ーードラマが終了してから映画化の話が来るまで、どのくらいの期間があったのですか?

斎藤:一部のキャスト、スタッフの間で噂はちらほらあったんですけど、諸条件がフィックスされないと正式なオファーとして回ってこない。制作サイドが決められたことを、僕は「イエス」と。

噂を聞いている段階でも、上戸彩さんがお母さんになられるということもあって「今じゃないだろうな」と感じていました。「着地した」と聞いたのは、撮影に入る半年前とか。ちょうど今から1年前です。

ーー共演者の上戸さんはどんな方ですか?

斎藤:上戸さんはすごく正直でまっすぐな人なので、こういう人もいるんだって思いました。彼女は裏表がないんです。「共演者」「スタッフ」とかっていう、垣根がないんです。仕事を一緒にする人にとって太陽みたいな、みんなを照らす人です。

芸能界ってよくも悪くも非現実的な人が集まっている場所だなって思うんですけれど、一線で活躍している人は人としてまともな人が多いですね。そういう方達を見ると、僕も清く正しくいこうと思います。

ーー北野に共感する部分はありますか?

斎藤:正義のヒーローみたいな役柄は、演じていて割と早い段階で飽きてしまうんです。ならずものの方がいい。北野の持っている、どこか生々しさだったり、もどかしさ、ネガティブな部分にすごく共感します。理解しようというよりも愛おしくなる。本人にとっては短所なところが、憎めない。そういうところが彼の罪ですよね。

ーー映画の中盤で、北野と紗和が衝突する場面もありましたが、そういったところにも斎藤さんは共感できますか?

斎藤:「自分は我慢しているのに…」って自分が基準になる時に、ああいう衝突が生まれるのだなと、映画を見て思いました。フェアじゃないことで、ヤキモチを感じてしまう。

やりようはあるのにできない自分。自分に対してですよね、北野の怒りは。剣先は自分に向いている。相手を傷つける言葉を発してしまった自分を、同時に悔やみ、恥じる…。そういう気持ちは分かりますね。

ーー映画には、いつまでたっても北野を「北野先生」と呼ぶ紗和に対し、北野の妻である乃里子が「そういうところが男の人にはたまらないのよ」と言い放つシーンがありますよね。斎藤さんは女性からなんと呼ばれたいですか?

斎藤:呼び名が切り替わる瞬間はグッときますよね。名字だったのが名前になる。「君」とか「さん」が取れる瞬間。最初に手をつないだ瞬間に近い感じがします。

1/2ページ

最終更新:6/9(金) 7:00
AbemaTIMES