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『宇宙戦艦ヤマト 2202』、第二章の最速先行上映に潜入!

6/9(金) 19:25配信

Stereo Sound ONLINE

 『宇宙戦艦ヤマト』の新たなシリーズとなる『宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち』の第二章「発進篇」の最速先行上映が6月7日、新宿ピカデリーで行なわれ、声を担当した神田沙也加(テレサ役)、内田彩(岬百合亜役)、中村繪里子(桐生美影役)、そしてシリーズ構成の福井晴敏、羽原信義監督らが登壇した。
 今回の内容は、全七章の中の第二章という位置づけで、BD&DVD、デジタル配信版の第3~6話を劇場公開用にまとめたもの。第一章でテレサ(テレザード星)からのメッセージを受け取った旧ヤマト乗組員たちが、再び宇宙へと飛び立つまでを描いている。

 舞台挨拶は、恒例(?)の福井&羽原コンビに加え、神田、内田、中村という女性キャストを揃え華やかに開催。イメージは、女子も(ヤマトを)楽しめる“ヤマト女子会トーク“となっており、トーク部分では初心者(特に女性か)も話に入り込みやすいように、「推しキャラトーク」、「見どころトーク」が賑やかに行なわれていた。

 推しキャラについては、内田が「伊東(真也)さん」、理由は「顔がかっこいい。タイプだから」。中村は「篠さん」、その心は「出てきただけで場を和ましてくれるから」だとか。神田は自ら演じた「テレサ」だそうで、「平和を希求するところと、ミステリアスな雰囲気を持った大人の女性」だからだという。

 また、第二章でのオススメシーンはという質問には中村が「コンテ番号で言ってもいいですか」とヲタク心を発揮。本作のタイトルにもなっているヤマト発進のシーンを激押しし、「羽原監督が描いたヤマトの発進シーンは、水しぶきが凄いんです」とにこやかに話していた。

 ちなみに、本イベントをもって解禁となった情報として、テレサ役の神田がエンディングテーマ曲「月の鏡」を担当していること、テレサ役として歌唱していること、が発表された。神田は「(テレサの)イメージそのままに歌いました。綺麗な日本語と神秘的であたたかい曲に仕上がっています。とてもいい曲になっているので、今後もずっと歌っていきたいなって思います」と嬉しそうに語っていた。

(以上、テキスト:Stereo Sound ONLINE 編集部)


■ファン待望の発進シーンは中村も絶賛!羽原監督入魂の出来栄え(鳥居一豊)

 『宇宙戦艦ヤマト2202』第二章「発進篇」の上映だ。ヤマトの発進は、シリーズを通して物語序盤の大きなイベントだけに、タイトルを見ただけで期待が高まるというもの。テレサのメッセージを受け取った古代進たちヤマトの乗組員らは、すぐにでもヤマトで旅立ちたい。しかし、地球連邦側はまだ地球は復興途上にあり、わざわざ正体不明の存在を救う必要はないとヤマト発進を認めない。序盤から緊張感の高い展開で思わず引き込まれてしまう。

 古代は自らが反逆者となるのも覚悟で発進の意志を固めるが、その一方で婚約者の森雪には地球に残れという。彼女が大事なためだが森雪には通じない。婚約指輪を古代に返して姿を消す森雪。親友である島大介もまた、ヤマトに乗ることに迷っている。各乗組員たちもそれぞれに発進に向けて自分の覚悟を迫られる。

 ついに発進するヤマトの場面は、かつての『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』での同シーンを忠実に再現。だが、その映像と音のクォリティがケタ違いだ。海中から姿を現し、朝日を受けて輝く船体。まさしく入魂の作画だ。ここまでのストーリーでテンションも最大値まで高まっているだけに、その姿は思わず目頭が熱くなるほどに感動的なシーンとなっている。

 音楽も素晴らしい。新録された劇伴は鮮度の高い演奏で物語をさらに盛り上げてくれる。雄大なスケールを感じさせるサウンドは2.0chのステレオ音声とは思えないほど壮大に鳴り響く。

 そして、ヤマトの行く手を阻むアンドロメダとの対決が見物だ。アステロイドベルトを舞台とした両者一歩も譲らない真っ向勝負は、一瞬たりとも目が離せない。

 このほかにも、コスモタイガー・でヤマトに合流する山本たち、我が子と妻を残してヤマトに合流する加藤、ガトランティスに襲撃された太陽系第11番惑星の植民地で身を挺して人々を守る斎藤ら空間騎兵隊と、続々とヤマトに乗ることになる面々が集結していく。その誰もが決死の覚悟を決めている。地球連邦側とヤマト、そしてガミラスの思惑が複雑に絡み合うドラマは、これ以上ないと言えるほどにテンションの高い旅立ちの場面を生み出した。

 これだけの熱いストーリーは最近ではなかなか見られなかったもの。おおまかな話の展開を知っているはずの旧作のファンでもぐいぐいと前のめりになって見入ってしまうし、若い人には「この熱さこそがヤマト!」と、偉大な作品の魅力の真髄に気付くはず。まさに見逃しは絶対にできない話題作と言える内容だ。

●上映情報『宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち』
6月24日(土)より、全国20館にて期間限定上映
<シリーズ全七章順次劇場公開>
<スタッフ>
製作総指揮:西崎彰司
原案:西崎義展
監督:羽原信義
シリーズ構成:福井晴敏
アニメーション制作:XEBEC
製作:宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
<声のキャスト>
古代進:小野大輔/森雪:桑島法子/島大介:鈴村健一/真田志郎:大塚芳忠/徳川彦左衛門:麦人 ほか

●上映館
新宿ピカデリー、シネマサンシャイン池袋、MOVIX亀有、MOVIX昭島
横浜ブルク13、川崎チネチッタ
MOVIX 柏の葉
MOVIXさいたま
MOVIX宇都宮
MOVIX清水
MOVIX仙台
札幌シネマフロンティア
大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ
MOVIX京都
ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX三好
MOVIX倉敷
広島バルト11
T・ジョイ博多

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最終更新:6/9(金) 19:25
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