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「エースになれる俳優」メル・ギブソン監督が語る『ハクソー・リッジ』アンドリュー・ガーフィールドの魅力

6/9(金) 8:00配信

ぴあ映画生活

アカデミー賞2部門受賞、6部門にノミネートされ、注目を集めている『ハクソー・リッジ』。6月24日(土)の日本公開に先駆けてメル・ギブソン監督と共演者が、主演を務めるアンドリュー・ガーフィールドについて語った特別映像が届いた。

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この度公開された映像では、監督メル・ギブソンが開口一番「アンドリューは優秀な若手俳優だ」と絶賛。「彼はなぜか22歳にも32歳にも見える。年齢を気にさせない独特の雰囲気があるんだ。どこにでもいそうな男で典型的な英雄タイプじゃない。だが、内面は違う。信念や信条を持ち、筋が通った人物。だからドスという人を理解し、表現できたんだ」

ガーフィールドは1983年生まれ。彼が演じた主人公のデズモンド・ドスは第2次世界大戦下、20代で激戦地ハクソーリッジへ足を踏み入れた実在の人物。「戦争は命を奪うが、僕は命を救う」という信念を掲げ、ひとりでも多くの兵士を救おうと奮闘した。アメリカ史上初めて“良心的兵役協力者”として勲章を受けたドスだが、戦時下ではその平和的な考えがなかなか理解されず“世界一の臆病者”とも呼ばれたという。ドスの強い信念と葛藤を、ガーフィールドの迫真の演技で浮き彫りにしていくのが、本作の見どころだ。

「この映画は登場人物が重要だから、物語を動かす主人公を務められる俳優が必要だった。並外れた演技力だけでなく、映画の要となる役だからエースになれる俳優じゃないとね」本作で初タッグを組んだメル・ギブソンだが、ガーフィールドの溢れる才能にすっかり惚れ込んでいる様子だった。

続けて「アンドリューは目立たないところで大変な努力をしている。真実への探究心と誠実さは、実にすばらしい」と語るのは、上官グローヴァー大尉役のサム・ワーシントン。ガーフィールドがドスのキャラクターを本質的にとらえて、見た目だけではなく話し方や仕草までリアルに演じていたと、称賛する。「彼のような俳優を見るのは楽しい」と、ガーフィールドと共演した喜びを明かした。

さらに「俳優がセリフを言っているとは思えなくて、役柄そのものに見えた」と話すのは、ヒロインのドロシーを演じるテリーサ・パーマー。ガーフィールドの演技力を前にプレッシャーを感じたとも。失望されないように懸命に演じたことから、「現場が最高の演劇学校だったわ」と笑みを浮かべた。

ガーフィールドは、舞台俳優として演技のキャリアをスタートさせた。デヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、さらにピーター・パーカーを演じた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで、その名前を世界に知らしめ、今年は、遠藤周作の歴史小説を映画化したマーティン・スコセッシ監督作『沈黙 -サイレンス-』でも注目を集めた。待機作に『Under the Silver Lake』がある。

『ハクソー・リッジ』
6月24日(土)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

最終更新:6/9(金) 8:00
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