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<高校サッカー>総体県予選の見どころ 昌平に勢い、充実の正智深谷

6/9(金) 10:30配信

埼玉新聞

 サッカーの全国高校総体埼玉県予選は10日、52校が参加して開幕。上位2校が本大会(7月29日~8月4日・宮城)に出場する。優勝争いの中心は、新人大会と関東大会県予選を制した昌平、同準優勝の正智深谷。両校は17日の3回戦から登場する。そこに関東予選4強の狭山ケ丘と浦和西、さらに新人大会4強の武南と西武台が絡む展開になりそうだ。

 優勝候補の筆頭は、前年王者の昌平。3~5日に行われた関東大会で初優勝し、勢いもある。

 小刻みなパスワークで主導権を握り、エース佐相を中心とした得点力のある攻撃陣が波状攻撃を仕掛ける。ダブルボランチの原田、古川の2年生コンビが力をつけ、攻撃の幅も広がった。守備陣は安定感のあるGK緑川、主将のセンターバック(CB)石井が引っ張る。加えてサイドバック(SB)塩野の戦線復帰で充実している。

 正智深谷は新人大会と関東予選の決勝でともに昌平に敗れているが、県S1リーグで唯一、昌平に土をつけている。長身CBの孫、中村の高さに加え、危機管理が徹底している堅守は健在。課題の攻撃陣は、主将のエース梶谷が戦列に戻り、前線に球が収まるようになった。梶谷を経由して組み立てる攻撃に期待だ。 狭山ケ丘はCB伊東が統率するDFラインと守護神青木の壁が厚く、簡単にはゴールを割らせない。手堅く守って攻撃に転じ、キープ力、突破力に定評のあるFW近藤と大野を起点に、両サイドへの展開が鍵になる。

 浦和西は主将のボランチ田中、右SBの佐藤が精神的支柱となってけん引する粘り強い守りで勝利を手繰り寄せる。メンバーを入れ替えながら試してきたチームの再構築も進み、状態は上向き。勝負強さを兼ね備え、一発勝負のトーナメント戦に強い。

 2年ぶりの優勝を狙う西武台は1回戦で国際学院と戦い、昨年準優勝の聖望学園は、その勝者を待ち構える。関東予選2回戦敗退の雪辱を果たしたい武南は初戦で西武文理と対戦。2回戦から登場の浦和南、埼玉栄、慶応志木も実力は十分だ。

最終更新:6/9(金) 10:30
埼玉新聞