ここから本文です

国道に液体流出、除去困難で道路を削り取り 福井の8号線、液体はシャンプー原料か

6/9(金) 17:38配信

乗りものニュース

国道8号の路面を切削、なにが起きた?

 2017年6月7日、福井県敦賀市から南越前町にかけての国道8号およそ19kmの区間において路面が滑りやすくなるという事案が発生、同日午前9時30分から6月8日午前3時30分までの約18時間にわたり通行規制がなされました。

【地図】液体流出で道路を削った場所

 国土交通省近畿地方整備局 福井河川国道事務所によると、同事務所に第一報が入ったのは7日午前7時35分とのことです。国道8号の敦賀市赤崎から南越前町赤荻にかけての区間に何らかの液体漏れを起こしたクルマが走行したと思われるあとが残されているとのことで、同日午前9時30分より上り線(福井方面)を、午前10時20分より下り線(敦賀方面)を通行止めにし、除去作業を開始したそうです。

「液体が固まって付着している状態でした。今のところ、シャンプーの原料のようだ、というふうに聞いております。最初は道路を清掃する『スイーパー』という機械で除去作業をしていたのですが、路面へのこびりつきが激しかったもので、途中から切削機を投入しました」(福井河川国道事務所)

 切削機の投入は7日18時40分ごろとのことです。深さ5mm、幅2m程度ずつ、路面を薄く削り取る作業を開始したわけですが、担当者によると「たとえば轍(わだち)ができて、路面がでこぼこになっている場所などを削ってならすというようなことは普段から行っていることでして、今回の対応もさほど特別なことではありません」といいます。

 切削作業開始からおよそ7時間後の8日午前3時30分、通行規制は全面解除されました。

 福井県警察本部によると、シャンプーの原料と見られる落下物は6月9日現在、科学捜査研究所で調査中とのことですが、人体への害は特にないものと見られるそうです。また、落下物を垂れ流して走行したと見られるクルマについては、道路交通法71条にある「運転者の遵守事項」違反の疑いもあるとして捜査中とのことです。

 なお、切削した路面を補修するかどうかについて、福井河川国道事務所は「今後調査してから判断します」としています。

乗りものニュース編集部