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ルイス・ハミルトン、ロシア&モナコでの苦戦の原因はセットアップの”微妙な違い”だと語る

6/9(金) 15:42配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、今季最初の6戦のうち2勝を挙げているが、ロシアGPとモナコGPで苦戦したことで、既に3勝を挙げているフェラーリのセバスチャン・ベッテルに対して25ポイント差をつけられた。

【写真】カナダGPでは、同じくウルトラソフトタイヤが使用される。ハミルトンはうまく機能させられるか?

 ソチとモンテカルロのどちらのケースも、メルセデスはピレリのウルトラソフトタイヤを滑らかなアスファルトで機能させるのにてこずったが、チームメイトであるバルテリ・ボッタスよりもハミルトンの方が問題が顕著だった。

 ボッタスがロシアGPで優勝した一方、ハミルトンは36秒離されての4位に終わった。モナコではボッタスが予選でフェラーリ勢とポールポジションを争ったのに対して、ハミルトンは予選Q2で敗退、決勝は7位が精一杯だった。

「ソチでは、マシンのセットアップが間違っていた」とハミルトンはmotorsport.comの取材に答えた。

「当初、それは大きな違いには見えなかった。微妙な違いだけだった」

「例えば、中速コーナーの出口では良いのに、コーナー入り口での安定性とバランスのセットアップが間違っていたんだ」

「コーナーへの進入でマシンが非常に不安定だった。だから、中速コーナーでアンダーステアが大きいマシンを運転しなければならなかった。多くの複雑なことが絡み合っていたんだ」

「それからタイヤの温度も問題だ。タイヤの温度をどう活用するかだ。これらは小さいことだけど、僕たちはそれに注目し始めている」

 ハミルトンは、モナコでの彼のマシンのブレーキバイアスとメカニカルバランスの違いが、ボッタスと比べて問題を悪化させたと説明した。

 ハミルトンは予選開始をピットレーンで待っている際にタイヤの温度が下がってしまい、グリップ不足を訴えた。不安定な彼のマシンはマセネーとカジノで2回、リヤのグリップを失いクラッシュしかけていた。

「時に、ブレーキバイアスと関係していることがある」とハミルトンは付け加えた。

「モナコでは、ブレーキバランスとメカニカルバランスがより強く関係していた。それが、僕たちがタイヤを準備するのに複数ラップする必要があった理由だ」

「4周目までにはタイヤを1周目より良い状態にできたが、フェラーリ勢はそれを最初のラップでできた。僕たちは、タイヤをより速く機能させられる方法を、理解しようとしている」

「だけど予選Q2で(他車のクラッシュがなく)僕がアタックラップを終えられていれば、僕はバルテリよりもコンマ1秒遅れだったはずで、Q3には行けただろう」

Ben Anderson