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WTCCポルトガル戦で”ジョーカーラップ”導入。その詳細が決定

6/9(金) 19:44配信

motorsport.com 日本版

 今月行われるWTCCのポルトガルラウンドで、初めてジョーカーラップが取り入れられる。

【動画】ジョーカーラップとは?(フォード制作のWRXジョーカーラップ解説動画)

 6月23日~25日に行われるWTCCのポルトガル戦で、WTCCとしては初めて”ジョーカーラップ”システムが採り入れられることになっている。そしてこのほど、その形式が明らかになった。

 ジョーカーラップのフォーマットは、2017年のWTCCスポーティングレギュレーションに加えられ、当初は開幕戦マラケシュ・ラウンドで実施される予定だった。しかし、サーキット側の制約と政情の不安定さにより、実施がキャンセルされている。そのため、ヴィラ・レアルでのレースが、”ジョーカーラップ”のデビューイベントとなる。

 WTCCプロモーター代表のフランソワ・リベイロは次のように語る。

「ジョーカーラップのコンセプトは、ラリークロスで非常にうまく機能している。それはヴィラ・レアルのWTCCに新たな特徴をもたらすと、私は確信している」

「各ドライバーの戦略面での選択肢が増え、レースの流れを変えることになるかもしれない」

「もちろん、安全性について妥協することはない。FIAそしてヴィラ・レアル当局と密接に協力し、要件に合ったルートを設置した」

 ジョーカーラップ用のルートは、画像の通り、サーキットの最終コーナーであるターン26に設けられる。コースをピットレーン方向に分離し、その後ピットレーンから離れて右にカーブし、スタート/フィニッシュライン手前でメインストレートに合流する。予想されるロスタイムは2秒である。

 このジョーカーラップは、いずれのレースでも3周目までは消化できない。また各ドライバーは、2回のフリープラクティスで自由に練習することができる。

Tom Errington