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MM21地区の緑を身近に 緑化フェア後も広がる取り組み

6/9(金) 15:06配信

カナロコ by 神奈川新聞

 緑化の取り組みが横浜・みなとみらい21(MM21)地区で進んでいる。維持管理を企業やボランティアが負担したり、ネーミングライツ(命名権)を活用する事例もある。市は「緑が増える持続可能な活動を後押ししたい」と話す。

 同地区に設けられた協賛花壇の取り組み「まちかど花壇」。市がプランターの整備とともに、土地使用承認や占用許可の手続きを引き受ける。協賛企業・団体は維持管理を負担。覚書を結び、協賛プレートを設置する。

 現在、クイーンモール橋(歩道橋)、さくら通りなど4カ所に設置。協賛企業の一つ、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは「緑や花の景色が増えることは来街者におもてなしをアピールできる」と話す。さくら通りでは日本丸メモリアルパークのグリーンボランティアらが植え付けなどを担当する。

 三菱地所が運営する横浜ランドマークタワーでは緑化に関して、種苗会社サカタのタネと包括提携した。昨年6月にはイベントスペースに命名権を導入し、リニューアル。三菱地所は従来の内装と比べ大幅に植栽が増えたといい、「地区内で緑化を進める機運の一役を担えれば」と話す。

 改装工事には、市の「地域緑のまちづくり事業」の助成金を使用。今年1月に竣工(しゅんこう)した横浜野村ビルの壁面緑化でも、同助成金が活用されている。

 「まちかど花壇」は今月4日に閉幕した「第33回全国都市緑化よこはまフェア」を契機に、整備を拡大した。市みなとみらい21推進課は「フェアが終わっても地区内で身近に緑を感じられる取り組みを広げていきたい」と話している。