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覚醒剤受取役で懲役4年 密輸事件で横浜地裁判決

6/9(金) 16:49配信

カナロコ by 神奈川新聞

 メキシコから横浜港に陸揚げされたコンテナ内から覚醒剤約230キロ(末端価格161億円)が見つかった密輸事件で、関税法違反と麻薬特例法違反の罪に問われたブラジル国籍の男性被告(49)=埼玉県坂戸市=に対し、横浜地裁(宮本聡裁判官)は8日、懲役4年、罰金250万円(求刑懲役8年、罰金500万円)の判決を言い渡した。

 宮本裁判官は判決理由で、多数の者が役割分担して関与した組織的犯行とした上で、「被告は覚醒剤の受取役として輸入申告をした上、コンテナを引き取って回収役に引き渡しており、重要な役割を果たした」と指摘。覚醒剤が極めて多量だった点などを踏まえ、「刑事責任は重く実刑は免れない」とした。

 判決によると、被告は昨年7月、横浜港の保税地域内に搬入されていたコンテナ4個の輸入を申告し、コンテナ内に隠してあった覚醒剤を密輸しようとした。横浜税関が覚醒剤を見つけ中身を入れ替えて行方を追跡したところ、埼玉県加須市の資材置き場を経由して相模原市緑区の作業所に運ばれた。