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「37年ぶりの和解」キム・イス候補者、死刑宣告したバス運転手に会い謝罪

6/9(金) 12:24配信

ハンギョレ新聞

「もっと早くお会いして 謝罪申し上げなければならなかったが…」 ペ・ヨンジュ氏「和解したい」

 キム・イス憲法裁判所長候補者が、5・18光州(クァンジュ)民主化運動当時に自身が死刑判決を下したバス運転手ペ・ヨンジュ氏に会って正式に謝罪した。

 キム候補者は8日、国会人事聴聞特別委の2日目の聴聞会で、会議の中断中に証人として出席したペ氏に歩みより、両手をしっかり握って頭を下げ「今こうして挨拶することになった」として謝罪の意を明らかにした。ペ氏も微笑を浮かべて答えた。

 ペ氏は聴聞会で「悔しい部分がまだ胸中にあるか」という正しい政党のオ・シンファン議員の質問に「長い歳月が流れた。すべてをわきに置いて和解したい」と話した。イ・チェイク自由韓国党議員が「キム候補者の謝罪を真正性ある謝罪として受け入れるか?」と訊くと彼は「はい!」と大きな声で答えた。

 キム候補者は、イ・チェイク議員の度重なる謝罪要求に「さっき(聴聞会前に)お会いしたがまったく顔を思い出せないほどだった。もう喜寿を超えたということで、歳月がこれほど流れたんだなと思った。もっと早くお目にかかって謝罪申し上げなければならなかったのに…本当に申し訳ない」と再び謝った。

 キム候補者は7日の聴聞会でも「私の判決で今まで苦痛を受けている人々に、心から申し訳ない気持ち」と謝った。

 ペ氏は聴聞会で死刑判決を受けた当時の状況を尋ねる議員の質問に対しても「当時最も恐ろしかったことは、尚武台(陸軍教育施設)に連れていかれ憲兵に夜中に革手錠をはめられ殴打されたこと」とし「裁判を受けた当時のことはよく覚えていない」と答えた。彼はまた、ペク・スンジュ自由韓国党議員から「聴聞会に出て行かないでほしいという電話は受けたか」という質問に「そこに行って何か良いことがあるのかとの話を家族や友人から聞いた」と答え、「率直に言って辛い気持ちだった」と答えた。出て行くなという脅迫や懐柔があったかという問いには、ペさんは「なかった」と言い切った。

 キム候補者は、5・18当時に軍の法務官として在職し、市民軍を乗せて警察の阻止線を突き抜けようとし警察官4人を死亡させたペ氏に死刑宣告をした前歴のために野党の集中攻勢を受けた。

ヨ・ヒョンホ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6/9(金) 12:24
ハンギョレ新聞

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