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産業部を分離し商工観光と農林水産に 田辺市

6/9(金) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は8日、機構改革で「産業部」を「商工観光部」と「農林水産部」に分離、再編する方針を明らかにした。また、防災対策強化のため、危機管理局を設ける。14日に開会する6月市議会に条例の一部改正案を提出する。施行は8月1日から。

 商工観光部は、世界遺産を生かした観光まちづくりや中心市街地活性化を担う。商工振興課と観光振興課で構成する。農林水産部は、世界農業遺産を核にした第1次産業の振興や定住促進に取り組む。農業振興課と梅振興室、水産課、森林局(山村林業課)で構成する。

 市は2008年4月の機構改革で、連携強化のため、当時の商工観光部と農林水産部を統合して産業部にした経緯がある。人口減少が進む中、地域再生の取り組みは重みを増しており、部門を特化することで組織体制の強化を図りたいという。

 真砂充敏市長は「形としては元に戻るが、積極的に施策を進めるための前進。分離しても連携はしっかり取る」と話した。

 防災まちづくり課の危機管理局への格上げは「さらに防災対策を強化するため」という。

最終更新:6/9(金) 17:00
紀伊民報