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米WDのミリガンCEOが東芝訪問、メモリー事業売却で打開策協議か

6/9(金) 19:19配信

Bloomberg

東芝のメモリー事業売却を巡り、合弁相手の米ウエスタンデジタル(WD)のスティーブ・ミリガン最高経営責任者(CEO)が9日午後、都内の東芝本社を訪問し、会合を持ったことが分かった。WDは同事業の売却に異議を申し立てるなど、入札手続きの障害となっている。

WDの広報担当者によると、ミリガンCEOは東芝側とメモリー事業の売却手続きについて協議したとしている。

事情に詳しい関係者は先週、打開策を模索するため、ミリガンCEOが今週中に来日し、この問題について協議する見通しを明らかにしていた。同関係者によると、WDは基本的に東芝メモリの経営権取得を主張しているが、当初の持ち分については複数の選択肢を念頭に、東芝側に譲歩する構えという。

債務超過を解消するため4月に分社した東芝メモリの売却では2次入札で、米投資ファンドのKKR、米半導体のブロードコムが有力候補に浮上。他に台湾の鴻海精密工業、米ファンドのベインキャピタルの4陣営が応札し、官民ファンドの革新機構などがKKRと日米連合を組もうとする動きもあるが、東芝はまだ売却先を決めていない。

Takako Taniguchi

最終更新:6/9(金) 19:19
Bloomberg