ここから本文です

「軌陸車」で架線検査 JR水戸、内原訓練センター公開

6/10(土) 5:00配信

茨城新聞クロスアイ

JR東日本水戸支社は、内原設備訓練センター(水戸市三湯町)に模擬トンネルやホームなどの設備が本年度新設されたのを受け、9日、同設備などを使った検査や異常時対応などの訓練を報道陣に公開した。

同センターは、実物を使った訓練により安全・安定輸送のレベル向上を図ろうと、2008年12月に開設。保線、土木、機械、電力、信号通信の5部門31施設に加え、本年度は建築部門を新設したほか、9施設を追加した。

訓練には、保守点検を担当する社員約30人が参加。駅のホームを模した設備では、地震の発生時を想定し、建物の傾きを測定するなどの訓練を実施。高さ約6メートルの模擬トンネル内では、専用の機械を使って空間を測定し、テストハンマーによる打音検査も行った。道路も線路も走行できる「軌陸車」に乗り、架線を検査する訓練も行った。

本年度は同様の訓練を計127回実施し、設備系や関連会社の職員など約1800人の参加を予定。

同支社設備部企画課の頭川正信課長は「社員に体を動かして技術を覚えてもらい、不具合や設備不良があっても、速やかに運転再開できるようにしたい」と話した。 (磯前有花)

茨城新聞社