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「政治少年死す」、半世紀超え全集収録 大江健三郎さん、幻の小説

6/10(土) 11:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 ノーベル文学賞作家大江健三郎さんが半世紀前に発表したが、一度も書籍化されなかった小説「政治少年死す」が、来夏刊行開始の『大江健三郎全小説』に収められることになった。小説はいかにして“幻”になったか。また、今読む意味とは――。
 「政治少年死す」は1961年1月、文芸誌「文学界」2月号に掲載された。前年に起きた浅沼稲次郎社会党委員長の刺殺事件を題材に、17歳の右翼少年を描いた。20代半ばの作品だ。
 発表後、右翼団体から度重なる抗議を受け、「文学界」は、翌月号に関係者へのおわびを掲載、作品は未刊行に。同じ61年2月には右翼の少年が中央公論社社長宅を襲った「風流夢譚(むたん)事件」が起き、言論・出版界に萎縮ムードが広がった。……本文:1,963文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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