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コンフェデ杯は今年でもう終わり? 今後の開催見通しは不透明

6/10(土) 13:40配信

ISM

 W杯のプレトーナメントと位置付けられているコンフェデレーションズカップは、今回が最後になるかもしれない。開催時期の問題や国際的な関心の低さから、ロシアで行なわれる今大会をラストに、大会自体がなくなる可能性があるようだ。

 W杯前回王者、W杯ホスト国、各大陸王者の8チームが参加して行なわれるコンフェデレーションズカップ。交通網のチェックや会場運営等のリハーサルを兼ね、毎回W杯の前年に開催されている。しかし、2022年W杯の準備となる2021年コンフェデレーションズカップについては、開催の見通しが不透明となっている。

 というのも、カタールで開催される22年W杯は、熱波を避けるため11月の開催となっており、その前年の同時期にコンフェデレーションズカップを行なうとなれば、中断を余儀なくされるリーグが出てくるためだ。

 コンフェデレーションズカップの問題点はほかにもある。参加するチーム以外の関心が得られず、参加チームに至ってもメンバーを落としてくる可能性があることだ。W杯王者として臨むドイツはケガ人が出ていることもあり、優勝メンバーからは3人しか招集されていない。ドイツファンへのチケットの売れ行きは上々とは言えないという。

 ヨアヒム・レーヴ監督は前月のメンバー発表の際、「2021年にコンフェデレーションズカップが開催されないとしても、私はがっかりはしないだろう」「関係者も同様だと思う」と、開催に消極的なコメントを発していた。

 ブラジルで行なわれた前回のコンフェデレーションズカップは盛況だった。ネイマールが日本戦の開始3分で決めた強烈なボレーが大会に火をつけ、平均観客動員数はその前の大会を上回る約5万人。ブラジルがスペインを3対0で一蹴した決勝の観衆は7万3000人を数えた。

 しかし、ロシアで同様の盛り上がりは見込めそうにない。欧州王者ポルトガルのエース、クリスティアーノ・ロナウドという存在はあるものの、肝心のホスト国ロシアは、故障者続出でスター選手が不在。ドイツも控えメンバー中心の陣容だ。

 FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長は昨年11月、次回のコンフェデレーションズカップについて、6月開催か、11月開催か、それとも大会自体を考え直す必要があるのか、という点を口にしていた。FIFA側は以前、ホスト国の準備について、クラブW杯を利用する可能性も示唆している。

 なお、コンフェデレーションズカップの王者は、W杯本番で優勝できないというジンクスがある。主力はW杯本番にとっておきたいというレーヴ監督の選択は、あながち間違いではないかもしれない。(STATS-AP)

最終更新:6/10(土) 13:40
ISM

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