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ケガが心配…阪神・糸井の盗塁制限へ

6/10(土) 14:15配信

東スポWeb

 阪神が9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に0―3の敗戦。打線が14三振を喫するなど今季3度目の零敗で、首位・広島に3ゲーム差をつけられた。それ以上に深刻なのが糸井嘉男外野手(35)の状態だ。この日は試合中に左太ももを痛めて病院へ直行。とうとう「盗塁を制限すべき」との声まで出始めた。

 異変が起きたのは6回だ。「1番・右翼」で先発出場した糸井がこの日2本目となる中前打を放ち、打線沈黙から一転、反撃ムードになるはずだった。しかし超人は代走を送られて交代となり、病院へ直行した。初回に盗塁を決めた際に左太ももを痛めた模様で、金本監督は「病院に行ってどうか。(体の状態が)キツくなっていたから打って代わろうかと。そこまでひどくはないと思う。ひどくなる前に代えたから」と説明。今後の出場は状態を見ての判断になるが、FA砲として打線をけん引してきた存在だけにチーム内には衝撃が走った。

 そんな手負いの糸井に対して出ているのが「足に心配があるだけに盗塁は少なくするべき。完治するまではベンチからのサイン以外では走らないという約束事を作ったほうがいい。今は打線の中軸としての役割のほうが大事。ケガで糸井が抜けると一気に攻撃力はダウンしてしまう」(阪神OB)との声だ。

 糸井には「こっちから(サインを出して)プッシュすることもあるけど、任せるところは任せている」(金本監督)と盗塁に関して“自由特権”を与えられている。1番起用が多い最近は走る頻度も上がっているが、ケガで長期離脱という最悪の事態を避けるため、その特権に制限が必要というわけだ。

 キャンプ前に右ヒザを痛めるなど足に古傷を持つ糸井には以前から「休養日を設定したほうがいい」との意見があった。6日のオリックス戦(京セラドーム)から守備位置がこれまでの中堅から右翼に変更されるなど、首脳陣も糸井の負担軽減のためにあの手この手を尽くしている。昨季史上最年長タイで盗塁王を獲得した俊足は大きな武器だが、シーズンを通じた活躍のためには“我慢”するしかなさそうだ。

最終更新:6/10(土) 14:15
東スポWeb

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