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宮里藍 ヒヤヒヤ予選突破!17番起死回生バーディー

6/10(土) 6:04配信

デイリースポーツ

 「女子ゴルフ・サントリーレディース・第2日」(9日、六甲国際GC=パー72)

 今季限りでの現役引退を表明後、初の大会となった宮里藍(31)=サントリー=は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落としたものの、通算イーブンパーで、首位と10打差の50位で何とか予選を通過した。69で回った辻梨恵が通算10アンダーで単独首位を守り、1打差の2位に葭葉ルミとキム・ハヌル(韓国)が続いた。

 藍ちゃん“ラストフィーバー”は続く。9405人ものギャラリーが詰めかけた第2日。宮里藍は予選通過ラインと戦った。辛くも決勝ラウンドに進み「かなり気力を使った一日。思ったよりエネルギーを使っている。昨日より」と振り返った。

 1番から出て、4番パー5では3打目が深いバンカーに捕まってダブルボギーをたたいた。初バーディーを奪った直後の8番は2打目が右のバンカーにつかまり、ボギー。さらに16番パー3は3パットのボギー。この時点で通算1オーバー、予選通過ライン前後の順位だった。

 17番。3メートルのバーディーパットをカップインさせた。「プレッシャーのかかる中、しっかり打てた。何とか週末までいきたいという強い思いがバーディーにつながった」。ようやく安全圏に入る長い一日だった。

 原因は前日から続くショットの違和感にあった。「迷いの方が多かった。しっくりこなかった」。ギャラリーに好プレーを見せられないストレスにつながった。コーチでもある父・優氏(71)は「ドライバーとアイアンで、ショットがそろわない」と分析。一方、パットについては「抜群」と親子で声をそろえた。

ボミからワイン

 厳しい戦いの中、同組の上田桃子は自分のプレーそっちのけで宮里藍を応援。ホールアウト後には、子供限定のサイン会が行われた。インタビュールームの前ではイ・ボミが待ち受けて、宮里藍に「昨日買った」という感謝のワインを手渡した。

 周囲の熱い視線が注がれる中、消耗した気力が戻り、ショットとパットがかみ合えば巻き返しも十分に可能だ。何より国内最後となるかも知れない2日間が待っている。「私として、このままじゃ終われないので」。宮里藍らしい真っすぐな目で、決勝ラウンドを見据えた。