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東京五輪新種目に“金有望”柔道混合団体など採用

6/10(土) 16:46配信

東スポWeb

 国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイスのローザンヌで臨時理事会を開き、2020年東京五輪の新種目に、柔道混合団体や卓球混合ダブルスを選んだ。若者に人気のバスケットボール3人制も初採用が決まった。東京五輪の実施種目は追加種目を含め、昨年のリオデジャネイロ五輪から33増の339種目となった。

 中でも日本のメダル獲得が有望な柔道混合団体について、ソウル五輪銅メダルの“女三四郎”山口香氏(52)は「人数変えなければ、IOCは一粒で2度おいしい感じ。だけど、結局、メダルを取れるところが決まっちゃう。それがいいのかどうかは別の議論だけどね」と話し“新種目内格差”を心配した。

 リオ五輪で最多のメダル数を獲得したのは日本の12個。2位のフランスは5個で大差がある。全日本柔道連盟の山下泰裕副会長(60)は「史上初めて1人の柔道選手が一回のオリンピックで複数のメダルを獲得できるチャンスが生まれた」と話していたが、国によっては団体戦メンバーを揃えることも難しい。

 山口氏は「東京で日本は盛り上がるけど、小さな国はどう思っているか。特に男女混合となると、日本は圧倒的に有利。ロシアだって女子はそれほどでもない。日本、フランス…あとは(名前が)出てこない」。

 メダルが輝くのはライバルの存在があってこそで日本が独走ならその価値や魅力も揺らぎかねない。国際柔道連盟(IJF)は、8~9月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)から混合団体戦を開催するが、実施の意義が問われかねない。

最終更新:6/10(土) 16:46
東スポWeb