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東京で暮らす米国人女優 3年後の五輪で気になることは…

6/10(土) 11:01配信

デイリースポーツ

 2020年東京五輪まで、あと3年。さまざまな問題はありながらも来るべき日への準備が進められています。日本を拠点に活躍する米国人女優のサラ・マクドナルド(26)が、生まれて初めて“地元”で迎えるスポーツの祭典について思いをつづりました。

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 私が暮らしている東京で3年後にオリンピックが開催されます。初めて記憶にある五輪はシドニーですかね。10歳になる年でした。特にどの選手、競技が印象に残ってるということではなく、家族全員で同じソファーに座って、ポップコーンを食べながらテレビを見ていたという記憶がありますね。

 私の場合は、自分の国を応援するより、競技全体を見て楽しむ派なんですね。応援したい選手がいれば、国に関係なく応援します。ただ、同じ米国人でも競泳のマイケル・フェルプス選手は私と同じ1型糖尿病で、よくここまで来れたということでインスピレーションを受けましたので、ピンポイントで彼を応援しました。

 私が感動するのは、開会式前の聖火リレーなんです、トーチを持って回ってくるじゃないですか。競技より、それが一番好きかもしれないですね。駅伝に似ているところもあって、チームの中でそれぞれの意志を受け継いでいく姿が感動的ですね。駅伝もすごいです。お正月の箱根駅伝が国民的に盛りあがる感覚というのは米国ではあまり聞いたことがないですね。

 東京五輪の次、2024年の開催地はパリかロサンゼルスのどちらかなんですね(※)。ロス、大丈夫か?と私は心配ですね。車社会なので、さらに海外から人が来たら、どう対応するか。想像つかないですね。映画「ラ・ラ・ランド」で描かれたように、何時間も渋滞待ちです。普段からそうですので、何百倍も人が来るとどうなるかと。

 東京も満員電車の混み具合が悪化すると思うと、恐ろしいですが、個人的な事情としては五輪開催中、私がよりいっそう観光客に見えてしまうということですね。ここに住んでるのに。でも仕方ない。ちなみに、私の地元・マサチューセッツ州ではボストンが24年の開催地候補になりましたけど、辞退しました。地元の五輪という興味は湧きましたけど、その混み具合を想像すると、やっぱりテレビでいいです(笑)。

 (※)今年9月のIOC総会で決定。巨額の開催費用などのネックからハンブルク、ローマ、ブダペストが続々と招致を断念し、パリとロサンゼルスの一騎打ちとなった。

 ◆サラ・マクドナルド(Sarah Macdonald)1990年8月12日、米マサチューセッツ州生まれの26歳。14年にNHK連続テレビ小説「花子とアン」でデビュー。女優としてドラマや舞台のほか、情報番組などでも活躍中。