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ニューカレドニア移民の苦難の歴史、映画に 来月22日公開

6/10(土) 16:30配信

琉球新報

 失われた魂(まぶい)を追い求めるニューカレドニアの沖縄系2世、3世の家族の姿を描いたドキュメンタリー映画「まぶいぐみ―ニューカレドニア引き裂かれた移民史―」(本郷義明監督、同製作委員会、シネマ沖縄)が完成し、9日、県立博物館・美術館講堂で関係者を招いてプレミアム上映会が行われた。

 戦前、ニッケル鉱山労働者として821人の県人が海を越えた。対米英開戦で1世たちは敵国人として逮捕され、戦後、強制送還となる。残された家族は財産を没収され苦難の戦後を生きた。映画は、沖縄の親族を探し当てアイデンティティーを確認して涙を流す「家族」の姿を描いていく。

 音楽を担当したバイオリニストのARIAさんらによるライブ演奏、原作・監修のジャーナリスト、三木健さんや本郷監督らによるトークも行われた。ARIAさんは「この映画を観(み)て人類は全員が家族だと思った。この映画が未来を変えることにつながればいい」と話した。

 一般公開は那覇市の桜坂劇場で7月22日から。初日にシンポジウム、23日にARIAさんらのライブが行われる。問い合わせ(電話)098(857)5533。

琉球新報社

最終更新:6/10(土) 16:30
琉球新報

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