ここから本文です

中垣内監督、自粛から復帰!初陣飾った「大きい1勝」

6/10(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆バレーボール男子 ワールドリーグ高崎大会第1日 日本3―1トルコ(9日、群馬・高崎アリーナ)

 世界ランク14位の日本は同24位のトルコを3―1で下した。人身事故を起こし、活動を自粛していた中垣内祐一監督(49)が初めて指揮を執った試合で、柳田将洋(24)=パナソニック=の強打や、大竹壱青(21)=中大=がバックアタックを決めるなどの活躍で、同監督に白星を贈った。日本は2勝2敗とし、10日は世界ランク30位のスロベニアと対戦する。

 静かに勝利をかみしめた。試合後の会見。中垣内監督は「いろいろ紆余曲折があって、本日勝てたのは、うれしい。今日の1勝は選手にとっても大きいし、私にとっても大きい1勝だった」と言葉を選ぶように話した。

 第1セットからサーブがトルコの守備陣を崩し、日本のペースに。プロ転向を表明している柳田が強烈なスパイクでチームを引っ張り、201センチ大竹がバックアタックをたたきつけた。第3セットは24―23としながら、サーブレシーブが乱れて失った。「1本で切れないところが、発展途上のチーム。若さを感じた」と中垣内監督は振り返った。

 人身事故で書類送検されたが、なかなか検察処分が出ず、5月11日の全日本の始動に合流ができなかった。ほぼ1か月遅れでベンチに入った。初采配はコートサイドに立ったが、静かに見守る姿が目立った。タイムを取った際には、これまで監督代行を務めてきたブランコーチが指示を出すのを後方から見守った。「ブランはかなり細かな技術的なことを言っているので、自分はもっと単純化した言葉を選手にアドバイスしている」という。

 柳田は「いろんな目線でアドバイスをしてくれる人が増えた」と合流を歓迎した。「コートサイドにいると、自然にアドバイスする言葉が出てくるようになった。一番近い応援者でありたいと思うし、彼らが気持ち良くプレーできるようにしたいと思っています」。ようやく立てたスタートライン。中垣内監督は選手に感謝するように話した。(久浦 真一)

最終更新:6/10(土) 6:04
スポーツ報知