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DeNA・宮崎、九回出た逆転V弾!10日にも規定打席到達

6/10(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・パ交流戦、西武3-4DeNA、1回戦、DeNA1勝、9日、メットライフ)DeNAは9日、西武1回戦(メットライフ)に4-3で逆転勝ちした。1点ビハインドの九回無死一塁から、宮崎敏郎内野手(28)が4号2ランを放ち、試合を決めた。4打数2安打で打率.325とし、10日にも規定打席に到達。6試合連続安打をマークし、復調ムードが漂う主砲・筒香嘉智外野手(25)の後ろを任される“隠れた首位打者候補”が、セ、パ3位対決で勝利の立役者となった。

 大歓声と悲鳴が交錯した。淡々とダイヤモンドを一周した宮崎は、待ち受けた仲間とハイタッチすると、ようやく笑顔になった。

 「(スタンドに)入ってくれ、という感じでした。後ろにつなげる意識だったけど、一番いい結果になりました」

 2-3の九回無死一塁、マウンドには西武の守護神、増田。宮崎は5度のファウルで粘り、カウント2-2からの9球目、151キロの直球を完璧に捉えた。安打の大半は中堅から右方向の“流し打ち名人”だが、今回は引っ張って殊勲弾を左中間席へほうり込んだ。

 決勝弾の直前には4番・筒香が8球粘った末に四球で出塁し、お膳立てした。「後には宮崎さんという、いい打者がいる。(九回は)自分で決めにいくこともなかった」と厚い信頼を口にする筒香に、宮崎は「ゴウ(筒香)がつないでくれなかったら、ない結果だった。ゴウのおかげです」と呼応した。

 プロ5年目。身長1メートル72、85キロのどっしりとした体格から、ファンから「ハマのプーさん」と呼ばれ、慕われる。

 かつては握力90キロを誇ったが「手首を痛めたし、今はそんなにない。70キロくらいかな」。それでも十分すぎるパワーで打球を左右に運び、この日も2安打をマークして、打率を・325まで上げた。9日時点で規定打席に「2」足りず、10日にも到達する。同じ背番号51の広島・鈴木、巨人・坂本勇らを抜き、リーグ3位に立つ計算で一気に首位打者争いに参戦することになる。

 チームトップの40四死球と警戒される筒香の後を打つ存在は、DeNAにとって長年の課題だっただけに、ラミレス監督は「まさかホームランとは。宮崎自身、5番にやりやすさを感じ、自信もあるのでは」と、手応え十分にうなずいた。

 リーグ4位の11本塁打を誇るロペス、今季最長の6試合連続安打をマークし復調気配の筒香、そして“首位打者候補”宮崎。セ界屈指のクリーンアップで、DeNAがさらに上位をうかがう。

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