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腹側が透明なカエル=エクアドルで新種発見

6/10(土) 14:56配信

時事通信

 南米エクアドルの熱帯雨林に生息する小さなカエルをアマガエルモドキ科の新種に分類したと、同国のサンフランシスコ・デ・キト大学などの国際研究チームが10日までに動物学誌ズーキーズに発表した。背中側は黄緑色だが、腹側は心臓などの内臓がきれいに透けて見える。資源開発や道路建設で生息地の環境が脅かされているという。

 このカエルは英語で「グラスフロッグ(ガラスのカエル)」と呼ばれる仲間で、種名は現地語で水を意味する「ヤク」と名付けられた。体の大きさは雌雄とも約2センチで、川沿いの木の葉に生息し、雄は雌が産み付けた卵を保護する様子が観察された。 

 グラスフロッグは目立たない上、死ぬと種固有の体の模様が消えることがあり、分類調査が難しい。生きているヤクには後頭部などに濃い緑色の斑点がある。研究チームは1998年以降、生息地を3カ所発見し、鳴き方やDNAの解析も行って新種と結論付けた。

最終更新:6/10(土) 15:58
時事通信