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シリア・ラッカ、「子供4万人以上が極めて危険な状況」

6/10(土) 21:27配信

朝日新聞デジタル

 過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と称するシリア北部ラッカの奪還作戦が本格化するなか、国連児童基金(ユニセフ)は9日、「4万人以上の子供が極めて危険な状況に取り残されている」とする声明を発表した。ラッカ市内の子供を保護し、安全に避難できるように関係勢力に求めている。

 ラッカの奪還作戦をめぐっては、米軍の空爆支援を受ける少数民族クルド人の武装勢力を主体とする部隊が6日に市内に進攻。今後、さらに激しい戦闘が予想される。

 ユニセフによると、戦闘により大量の避難民が出ており、8万人の子供が臨時避難所やキャンプで暮らしている。また、病院や学校も攻撃対象となっているため、避難にも危険が伴うという。さらに、2013年以来、ラッカへの援助物資がほとんど届かない状態が続いている。(アルビル〈イラク北部〉=其山史晃)

朝日新聞社