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<女子ゴルフ>宮里藍、1アンダー33位 堀、辻ら2位に

6/10(土) 20:09配信

毎日新聞

 女子ゴルフのサントリーレディース(兵庫・六甲国際GC=6538ヤード、パー72)は第3日の10日、50位で出た宮里藍は2バーディー、1ボギーで通算1アンダーとし、33位に順位を上げた。五つスコアを伸ばしたキム・ハヌル(韓国)が首位に立った。3打差の2位に9バーディー、1ボギーの「64」で回った堀琴音、首位で出た辻梨恵ら3人。さらに1打差で沖縄出身の山城奈々が追う。上田桃子は通算7オーバーの65位と大きく後退した。

 ◇「最終ホールで泣きたくはない」宮里藍

 パー5の1番ホールでピン奥のカラー部分から約3メートルのバーディーを幸先良く決めた宮里藍だが、その後はショット時に右手を離したり、首をかしげたりする仕草が多かった。

 「昨日(9日)よりはスイングのテンポがよくなったが、特にアイアンでの第2打でイメージ通りに飛ばない時があった。できればもう少しスコアを伸ばしたかった」。グリーン上、バーディーを狙える位置に運べぬショットの不安定さで、この日も好調のパットでしのぐ「我慢のゴルフ」を続けざるをえなかった。

 アマチュア時代から通算10回出場し、2004年には優勝している大会で勝ちたいという、引退表明後に湧き起こった気持ちは依然として強いという。だが、現実は首位との差が13打まで広がった。最終日に向け、「強い決断力を持って、積極的なゴルフで一つでも多くのバーディーを奪いたい」と語り、「最終ホールで泣きたくはない。笑顔で終わり、プロゴルファーとして最後までしっかりプレーしたい」と誓った。【熊田明裕】

 ◇宮里藍の影響でゴルフ 堀が自己ベスト「64」

 子どもの頃、宮里藍の活躍に魅了されてゴルフに打ち込んだという21歳の堀琴音が、自己ベストの「64」と猛チャージを見せた。

 パー3の6番で、ピン右2.5メートルにつけて奪ったバーディーを機にどとうの5連続バーディー。好調だったショットに加えてパットもさえ、「かみ合った」と会心だった。

 小学3年の時、初めてプロの試合を見たのが、宮里が優勝した2004年の大王製紙エリエールレディースだった。「藍ちゃん頑張れ」と声援を送り、試合後、行列に並んでもらったサイン色紙は今も宝物だ。練習の最初にパッティングを行うのも、宮里の影響を受けて中学時代から取り入れている。

 宮里もかつて制した日本ジュニア選手権で13年に優勝し、翌年プロ転向。同じプロの立場になっても「かっこいい」と羨望(せんぼう)の的であることは変わらない。宮里の引退発表後初の大会。「この大会で勝てたらうれしい。いい思い出になる」。憧れの先輩の前でツアー初勝利を狙う。【安田光高】

 辻梨恵 (一つスコアを伸ばすも2位に後退)緊張していた。最初はショットもパットもぎこちなかった。前半を終えて落ち着いてできた。

 キム・ハヌル 大会前は体調に不安があったが、それがいい緊張感につながり、平常心でラウンドできた。1日でスコアを大きく伸ばした人もいるので、最終日は私も伸ばさないと。

最終更新:6/10(土) 23:00
毎日新聞