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ナダル、全仏V10王手!「9はお気に入りの数字だけど10がいい」

6/10(土) 7:15配信

スポニチアネックス

 ◇テニス全仏オープン男子シングルス準決勝(2017年6月9日 パリ・ローランギャロス)

【写真】世界ランク1位のA・マリーを下し、決勝に進出したバブリンカ

 ラファエル・ナダル(スペイン)が10度目の全仏制覇に王手を懸けた。4大大会初の決勝進出を目指したドミニク・ティエム(オーストリア)を6―3、6―4、6―0のストレートで撃破。1回戦から1セットも落とすことなく決勝まで勝ち上がった。

 ナダルは「今日もいいプレーができた。自分にとって最も重要な大会でまた決勝に残れて本当にうれしい」と3年ぶりの決勝進出を喜んだ。

 ティエムとはこれが今季クレーシーズンで4度目の対戦。直前のイタリア国際では敗れていたが、この日は危なげなかった。

 「今日は風が強かったし、彼はここのセンターコートでプレーした経験があまりないじゃないか。それだとやりにくいだろうね。普段よりもミスが多かったと思う」。深いストロークでスペースを作り、オープンコートに決定打を放っていった。自らの“庭”であるローランギャロスのセンターコートでは、新参者に付けいる隙を見せなかった。

 昨年は左手首のケガで無念の棄権となった。リオ五輪や全米オープンもだましだましで戦っていた。そのため10月に早めにシーズンを切り上げ、リハビリに専念。おかげで今季はフォアハンドに本来の威力がよみがえった。全豪オープンでは決勝でフェデラー(スイス)に敗れたとはいえ、「開幕から安定したプレーができている。また自分らしいフォアハンドが戻ってきた」と自信を積み上げてきた。

 決勝は2年前に全仏を制したバブリンカとの王者対決。全仏の優勝回数とは関係なく「9」がお気に入りの数字だというナダルだが、「勘違いしないでね。そこは9より10の方がいいよ。間違いない」と笑顔でV10に向けた意気込みを示した。