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【楽天】美馬、新井を見逃し三振斬り!7勝目で球宴初出場に前進

6/11(日) 8:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天2―1広島(10日・コボパーク宮城)

 楽天の美馬学投手(30)が10日、強力打線の広島を相手に8回4安打1失点と好投した。昨季セ・リーグ最多勝の野村祐輔投手(27)との投げ合いを制し、7勝目を挙げ、防御率1・74は勝ち星とともにリーグ単独2位に立った。自身初となる球宴出場に大きく前進するとともに、初の個人タイトルにも意欲を見せた。

 相手の懐に投げ込んだボールは鋭く変化し、内角いっぱいに決まった。見送った広島代打・新井が、腰に手をあて悔しさをにじませる。同点の8回2死三塁。「映像を見ていて、スライダーをライト方向へ打たれるイメージがあった。ストレートで追い込んで、頭にないだろうなと」。フルカウントから、内角へのスライダーで見逃し三振を奪い、右拳を握りグラブを叩いた。

 メンタルの成長が安定感につながっている。昨季まで、打たれると冷静さを欠く場面があった。「(去年まで)ビッグイニングが多かった。点を取られたあと、バタバタしなくなった。(失点後)しっかり切れたところは成長したと思う」。4回2死二塁から、鈴木に先制の左中間適時三塁打を浴びたが、後続を断ち最少失点で切り抜けた。

 登板過多になっていた中継ぎ陣に休養を与える好投で、早くも今季7勝目。監督推薦で、自身初の球宴出場の可能性が高まっている。「プロの世界で一通り、1度は経験してみたい。ただ、シーズンで何かほしいです」とタイトルにも意欲を見せた右腕。抜群の安定感で投手陣を支える開幕投手が、まずは自身初の2桁勝利へ、1つ1つ白星を積み重ねていく。(山口 泰史)

最終更新:6/11(日) 8:12
スポーツ報知