ここから本文です

乾、イラク戦勝負のラスト15分の切り札!ネイマールも絶賛のスピード

6/11(日) 6:03配信

スポーツ報知

 日本代表は9日、W杯最終予選イラク戦(13日・テヘラン)に備え、イラン入りし、テヘラン郊外のグラウンドで約1時間の練習を行った。気温35度以上になることが予想される一戦で、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は終盤15分で勝負をかける考え。スーパーサブの筆頭候補に躍り出たFW乾貴士(29)=エイバル=が、ブラジル代表FWネイマール(25)=バルセロナ=も太鼓判を押すスピードと技術で、勝利をもたらす。

 気温36度、突き刺さるような日差しの中で行われたイラン入り後の初練習。FW乾はボール回しで、奪いに来た相手をからかうようなパスでいなし、満足そうに笑った。練習後にはテロが懸念される当地から「まぁ早く帰りたい」という本音が口を突き、環境に応じて「やり方を変えるうまさはないですから。いつも通りにやる」と動じない。その自然体からは強い自信が感じられた。

 イラク戦のキーマンになる。ハリルホジッチ監督は勝てばW杯出場に王手をかけられるイラク戦で、後半に勝負をかけるプランを持つ。「イラクはラマダン(断食月)をしている。最後の15分間、相手は疲れるだろう。我々にとって、その15分間が重要になる」と訴えた。7日のシリア戦(東京ス・1△1)で途中出場し決定機を再三作った乾。この試合でもスーパーサブとして大きな期待を受ける。

 持ち味はスピードに乗ったドリブルと足元の技術。スペイン1部の最終節(5月21日)、バルセロナ戦では2得点を挙げ、世界から称賛を受けた。対戦相手のFWネイマールはスポーツ報知などの取材に「(最終節では)2つゴールを奪ったね。ビックリしたし、ひやりとさせられた」と明かし、「我々も気をつけないといけない選手。とても速い。スピードがすごかった」と絶賛するほどだ。

 これまでスーパーサブでFW浅野らが試されたが、「方程式」として定着することはなかった。「スペインにいってからすごく楽しくサッカーができていますし、そのままの流れでこの間(シリア戦)も楽しくできました。でも、それだけじゃファンも監督も満足はしないと思う。その中で結果を出せるようにやっていきたい」と乾。後半勝負のイラク戦。世界が認めるスピードで、ゴールへ向かう。(内田 知宏)

最終更新:6/11(日) 9:17
スポーツ報知