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【オリックス】マレーロ、両足ホームインで1号…球団マスコットは登場“自粛”

6/11(日) 6:02配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス5―3中日(10日・京セラドーム大阪)

 左中間5階席までかっ飛ばした飛距離以上に、球場の関心事は「ホームベース」に集まっていた。三塁を回って徐々に速度を緩めたマレーロに、一塁ベンチは「ベース踏めよ!」と大盛り上がり。新助っ人もニヤリと呼応し、本塁上で左→右と両足を丁寧にそろえてホームイン。スタンドインの瞬間よりもはるかに大きな歓声が上がった。正真正銘の来日初本塁打は、4回先頭で柳から運び去った。

 お立ち台では、スタンドを笑顔で見渡した。「きっちりとベースを踏むのを、ファンの方も確認していたと思います」。デビュー戦となった9日の同カード。マレーロは1点を追う5回無死一塁で中堅左へ逆転2ランを運んだが、まさかの本塁踏み忘れにより、来日1号が取り消し(記録は三塁打)となっていた。当日は初アーチに大はしゃぎした球団マスコット「バファローブル」と「バファローベル」が本塁付近で出迎えたが、これに気を取られた可能性もあったため、この日は登場を“自粛”する念の入れようだった。

 1点を追う8回1死二、三塁でも、中島の右翼線二塁打で二塁から生還。決勝のホームもしっかりと踏んだ。5月30日に加入が発表され、2軍の2試合で調整しただけ。それでも“実質2戦連発”と適応を見せる大砲に、2試合連続で1番で起用した福良監督も「あれだけの長打力を見せられると…。これから頭が痛いですね」と新たな打順を模索するなどうれしい悩みだ。

 チームは9連敗などで苦しんだが、交流戦で息を吹き返し、マレーロ効果もあって勝率5割復帰にあと1勝。交流戦単独首位にも返り咲いた。この試合、大阪のおばちゃんをイメージさせる青いヒョウ柄の特別ユニホームを身にまとったヒーローは「昨日は本塁打にならなかったけどチームが勝ち、今日は本塁打を打って勝った。両方うれしい」と頬を緩ませた。(長田 亨)

 ★生まれとサイズ 1988年7月2日、米国生まれ。28歳。191センチ、95キロ。右投右打。年俸40万ドル(約4440万円)。

 ★ドラ1 モンザイナーエドワードペース高から2006年ドラフト1位(全体15位)でナショナルズに指名されたエリート。11年にメジャー初昇格後は複数球団を渡り歩き、昨季はレッドソックス傘下3Aで23本塁打。メジャー通算成績は54試合で打率2割9厘、1本塁打、16打点。

 ★MLB初本塁打 ジャイアンツでプレーした今年4月14日のロッキーズ戦で2回2死二塁、アンダーソンから左翼席へライナー性の2ラン。しかし、同月下旬にマイナー落ちした。

 ★婚約者 バーで知り合ったという大学院生のデミさん(25)で、1日の入団会見にも同席。2人は大阪・此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でのデートも楽しんだ。

 ★興味 電車の「ノリカエ」だといい、「京都にも行ってみたい」と好奇心旺盛。

最終更新:6/11(日) 8:05
スポーツ報知

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