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山田洋次監督から熊本へ「大変な時こそ映画見て笑って」…「家族はつらいよ2」舞台あいさつ

6/11(日) 7:04配信

スポーツ報知

 映画の山田洋次監督(85)が10日、映画「家族はつらいよ2」を公開中のイオンシネマ熊本などで舞台あいさつした。同所は2016年4月に起きた熊本地震の被害が激しく、上映再開が今年4月。85歳の巨匠が遠方まで来て一日に3度も舞台あいさつするのは監督人生初めて。熊本市内を奔走し、被災者を激励し、勇気を与えた。

 熊本と言えば「男はつらいよ」で2度ロケが行われた場所。また福岡・柳川にある監督の実父の墓地も墓石が倒れるなどの被害があり、ずっと気になっていたという。

 山田氏は「再開までに1年もかかったと聞き、改めて大変だったと思います。今日は本当によく見に来てくれました。ありがとう」とあいさつ。観客の中には、涙ぐむ者も。控室には、来訪を歓迎する横断幕や似顔絵もあり、スタッフとの記念撮影にも応じた。

 「大変なときこそ映画を見て笑ってほしいと思う。もっと時間があれば、お客さんの感想をいろいろたくさん聞いてみたかったね」と名残惜しそう。どの場所でも大きな拍手で迎えられた。

次回作を“約束” 一筋に家族を描いてきた監督は「もめたり、けんかできるのも、その家族に絆があるから」と言うと観客は深くうなずいていた。一番その反響が大きくなったのは次回作の話になったとき。「うれしい。心強い拍手です。期待に応えたい。ネタはいくつもあるからね。逆に勇気をもらいました」と次があることを“約束”した。

最終更新:6/11(日) 7:04
スポーツ報知