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佐藤大樹×増田俊樹がW主演を務め”逆2.5次元”に挑む 舞台「錆色のアーマ」が幕開け

6/10(土) 0:09配信

デビュー

 EXILE/FANTASTICSのメンバー・佐藤大樹と声優の増田俊樹がW主演を務める舞台「錆色のアーマ」が8日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。初日公演に先駆けて公開ゲネプロが行われ、佐藤と増田が囲み取材に出席し、本番への意気込みを語った。

【写真】舞台「錆色のアーマ」ゲネプロの模様

 漫画・アニメ・ゲームなどを原作とした“2.5次元舞台”が人気沸騰中のなか、舞台版の上演を皮切りに、アニメをはじめとするメディアミックスを展開していく、前代未聞の“逆2.5次元”プロジェクト作品「錆色のアーマ」。戦乱の世を舞台に「アーマ」と呼ばれる個性的な武器を備え天下統一の夢を見た男たちが、企て、惹かれ、裏切り、葛藤していくそれぞれの生き様を描く物語。史実に基づいた完全オリジナルストーリーで展開されていく。

 W主演を務めるのは、EXILE最年少パフォーマーであり、FANTASTICSのリーダーも務める傍ら、役者としてもドラマや映画など、様々な作品に出演している佐藤と、洋画・アニメ・ゲームを中心に声優として、その存在感を発揮している増田という異色のタッグ。異国の血を引く、青き目をした山の衆で戦いの天才・孫一を佐藤が演じ、壮絶な戦いの末、多くの犠牲の上で織田家を継ぐ、織田信長を増田が演じる。

 孫一が率いる雑賀衆のキャストには、雑賀衆の最年長で孫一を支える存在・鶴首役に荒木健太朗、小柄な体で小型の銃を操る蛍火役に永田崇人、五臓六腑のあらゆる場所が銃で仕上がっている、半分機械仕掛けの男・黒氷役に平田裕一郎、巨漢の木偶役に章平、見た目は女のような美少年・アゲハ役に神里優希、雑賀衆のエリート・不如帰役を崎山つばさが演じる。

 さらに、信長に憧れる一方、野心を抱える明智光秀役に栩原楽人、一向宗と手を組み信長に襲い掛かる数珠坊に市瀬秀和、一向宗の長・顕如役に輝馬と、2.5次元舞台をはじめ、様々な作品で活躍する実力派俳優が集結。

 本作が舞台初主演となる佐藤は「ここまで本当に最高のスタッフさんとキャストのみなさんと力を合わせて、ゼロから作り上げてきた舞台なので、早くお客様に観て欲しいという気持ちで、今はいっぱいです」と本番が待ちきれない様子。そんな佐藤に対して、同じくW主演の増田は「心強いな~!」とニッコリ。そして「本当に頼れる仲間たちと1ヵ月間稽古に励んできて、すごく素晴らしい舞台が出来ているなという自負はあります」と胸を張りつつ、「僕個人としては、久しぶりの舞台なので、舞台上ではいったい何が起こるんだろうと思っています」と本音を吐露。

 続けて「『舞台は魔物が住んでいる』とよく言いますが、いいことがたくさん起こることを望みながらも、怪我のないよう頑張らないといけないなと」と身を引き締め、「座長(佐藤)がしっかりと前を向いて歩いているので、僕もその背中を追うように、そして歯向かいながら、共に前を歩きたいと思います」と意気込む。

 それぞれ演じる役柄について聞かれると、鉄砲技術に秀でた傭兵集団・雑賀衆を率いる孫一役の佐藤は「孫一は史実上にもいる人物ですが、物語によって描かれているものが違うんです。今回は、これが原作となるので、“もし、自分が歴史上にいたら、こういう孫一になっているだろうな”というのを意識して作っていきました」と役作りについて言及し、「自分が暗くなってしまうと、この舞台全体も暗くなってしまうので、喜怒哀楽をすごく意識して演じています」とコメント。

 雑賀衆の鉄砲技術を手中に収め、天を食らおうとする織田信長を演じる増田は「史実上の人物として多くの物語で描かれてきた人物ですが、史実をなぞりながらも「錆色のアーマ」オリジナルとして、どこまで描けるだろうというのに着目しました。ほかの物語で描かれきれなかった部分や、本作ならではの信長の弱さというものを意識して作りました」と役への想いを語った。

 “逆2.5次元”という前代未聞のプロジェクトについて、佐藤は「この舞台が原作となって、今後いろんなメディアミックス展開をしていくということで、稽古の段階からセリフの言い回しやポージング一つ一つ、”自分たちが原作なんだ”という意識でやりました」と語り、「雑賀衆で言えば、それぞれアーマというオリジナルの武器があるので、その武器の名前や必殺技を考えたりするキャストもいましたし、今後の展開がすごく楽しみです」と目を輝かせる。

 芝居はもちろん、殺陣、歌、ダンスと、見どころが満載の本作。今作で歌に初挑戦したという佐藤は「今までやったことがなかったので、本当に不安だったんですが、歌の先生をはじめ、キャストのみなさんが力を貸してくださって、不安要素は一つ消えました」とコメント。そして見どころについて「織田信長と顕如の二人の歌が個人的に大好きで、声もいいし、歌も上手いし、存在感も華があって……これは負けてられないなと。雑賀衆で踊る場面がけっこうあるので、そこは普段ダンスをやっているので、負けないように頑張りたいなと思っています」と決意を新たにする。

 一方の増田は「誉められちゃったらね~」と満面の笑みを浮かべつつ、「雑賀衆もいいんですよ。雑賀衆は7人いて、アンサンブルの人たちも含めて、個ではなく、グループで作る存在感というのは、雑賀が一番持っている」と雑賀衆を称賛。そんな中、稽古の前後でダンス練習に励み、雑賀衆の絆を深めたと明かした佐藤。「雑賀衆で踊る楽曲があって、その振り付けをもらった時から、みんなで居残り練習やったり、稽古前のアップ代わりにみんなで集まって踊ったり、チーム感を意識して稽古していました」とコメント。

 また、稽古場でのエピソードについて増田は「最終稽古の日まで、台本のあらゆるところが次々とカットされていきました。せっかく覚えても“あ、なくなるんだ!”ということがあったりして(笑)」と明かしつつ、「でも、それはボツになったわけではなくて、描ききれなかっただけ。もともとあった尺からどんどん洗練されていく様を1ヶ月間見ていて、すごく面白い作品作りをしているなって思っていました」と振り返った。

 それぞれが携える個性豊かな武器(アーマ)も見どころの一つ。佐藤は「男の子の本能として、こういう武器とかを持つとすごくテンションが上がります」と無邪気な笑顔を見せ、「舞台のタイトルにもあるアーマは、キャラクターそれぞれすごくこだわっているので、そこに注目してほしい」とアピール。増田は「僕もオリジナルの武器に憧れていたので、“僕の武器は刀かな~”と楽しみにしていたら、剥き身の刀を渡された(笑)」と明かしつつ、「でも、稽古で作ってきた織田信長という人物に対して、“鞘に納まらない”というのは、腑に落ちる部分がありました。そういった意味では、こういうオリジナルの刀を作っていただいて、嬉しかったです」と武器への想いを語った。

 舞台「錆色のアーマ」は、6月8日(木)~18日まで、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。その後、大阪公演が6月22日(木)~25日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて上演される。 なお、オーディション&エンタメサイト『Deview』では、佐藤大樹のインタビューを掲載中(下記リンク参照)。

最終更新:6/10(土) 0:09
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