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「予算書」全戸に配布 飯舘村長、中学生に内容解説

6/10(土) 10:19配信

福島民報

 福島県飯舘村は村の財政を村民向けに分かりやすく解説した冊子「平成29年度までいな“みんなの”予算書~ただいまふるさと、新たな村づくりの挑戦~」を作成し、全戸配布した。菅野典雄村長が9日、福島市飯野町の仮設校舎で学ぶ飯舘中の生徒64人に初めて冊子を配り、予算の中身を解説した。
 菅野村長は29年度の予算規模やスクールバス運行事業、学力向上推進事業、中学生を対象とした未来への翼事業など学校関連の予算額、財源を説明した。寄付金などを積み立てた「陽はまた昇る基金」を復興施策に活用していることも紹介した。
 生徒は「村が制作したVR動画はどこで見られるか」「スポーツ公園は中学校を卒業しても使えるか」「震災記録誌は誰に配るのか」といった質問を寄せた。佐藤安美さん(3年)はふるさと学習で取り組むCM制作に村の財政支援を求めた。菅野村長は「いいたてっ子未来基金」の活用を検討する考えを示した。
 予算書は平成11年度から毎年作成している。今年度はカラーA4判の51ページ。村の復興計画に定めた5つの基本方針ごとに、主な事業の内容、予算額、財源内訳などを写真や新聞記事とともに掲載した。

福島民報社

最終更新:6/10(土) 10:49
福島民報