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トランプ政権 16日にもキューバ新政策発表へ 前政権の正常化路線に逆行の恐れも

6/10(土) 12:43配信

産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は9日、トランプ米大統領がキューバに関する新政策を今月16日にも発表すると報じた。オバマ前政権が進めた対キューバ関係正常化の動きを包括的に見直すとしており、貿易や渡航に関する規制を再び強化するとの見方が広がっている。

 ロイターによれば新政策の策定は現在、最終段階にあるとされ、ホワイトハウスの国家安全保障チームを経てトランプ氏に提出される。トランプ氏は16日、キューバ系住民が多い南部フロリダ州マイアミを訪れ、新政策を発表する方向で調整を進めているという。

 関係者がロイターに語ったところでは、新政策は前政権の政策を全面的に覆すわけではなく、2015年7月に実現した約半世紀ぶりの国交回復は維持しつつ、キューバの軍部とつながりがある企業との取引禁止や、米国人のキューバへの渡航規制の厳格化などの措置が検討されている。

 ただ、キューバとの国交正常化は、米企業にとって投資や雇用の拡大につながるだけに、トランプ政権の内部でも、規制強化に対する慎重論は根強い。

 共和党の議員団も9日、トランプ氏に書簡を送り、前政権のキューバ政策を逆行させないよう要請した。

最終更新:6/10(土) 12:43
産経新聞