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相次ぐハンドスピナーの事故 親たちは危険を訴えている

6/10(土) 6:21配信

BuzzFeed Japan

大流行しているハンドスピナーだが、アメリカでは子どもがパーツを飲み込んで喉に詰まらせたり、指にはめてしまって取れなくなるなどの事故が起きている。
【Leticia Miranda, Remy Schmidt / BuzzFeed Japan】

授業にならない!子どもがハンドスピナーに夢中で教師たち悲鳴

アメリカに住む23歳の母親、ジョヘリー・モレロスは、ハンドスピナーの取り外せるパーツを飲み込んで喉に詰まらせた病院に運ばれた女の子の話を、息子のカイデンにした。

「私は息子に絵を見せて『ハンドスピナーのパーツを絶対に口にいれてはダメ』と言ったのです」と、米オレゴン州に住むモレロスはBuzzFeed Newsに語った。「息子はよく聞いていなかったのだと思います」

モレロスの息子、カイデンは、母親がスーパーへ買い出しに行っている間、ハンドスピナーを使って遊んでいた。モレロスの妹がカイデンの面倒を見ていたが、カイデンはパーツをばらし、口の中に入れて、飲み込んでしまった。

カイデンは地元の病院に連れて行かれたが、体内から飲み込んだパーツを取り除くことはできなかった。

円形のパーツを外科手術で取り除くために、カイデンは別の病院に搬送された。

「ものすごくゾッとしました」と、モレロスは語った。「医師がチューブをカイデンの喉の奥へと入れると、彼は血を吐いていました。彼が苦しんでいる様子を見るのは、本当に恐ろしかったです」

2時間の手術の後、カイデンは唇が腫れ、喉の痛みがある状態で目覚めた。彼は翌日、何事もなかったかのように普通に戻ったと、モレロスは語った。

モレロスは現在、ハンドスピナーは回収されるべきで、子供が飲み込んでケガをする危険性についての注意書きを入れるべきだと主張している。

子供の安全を守るために活動するNPO「Kids in Danger」のナンシー・コウレス事務局長も、「もし、ハンドスピナーの小さいパーツがバラバラにできるようになっていて、そのことについてパッケージに注意書きがないのなら、リコールすべきです」とBuzzFeed Newsに語った。

アメリカでは、子供用玩具に飲み込んで窒息する危険性がある場合、そのこと明記することが求められている。

窒息の危険性をもたらす小さい部品とは、長さ5.71センチ、幅3.17センチの円筒形に収まる、あらゆるものだ。これは3歳以下の子どもが完全に喉を開いた時と、ほぼ同じサイズだ。

米国消費者製品安全委員会(CPSC)の広報担当であるスコット・ウォルフソンは、ハンドスピナーのパーツを飲み込んだテキサス州の10歳の女の子の事例や、このバラした円形部品を飲み込んだ子供の事例を追跡調査しているBuzzFeed Newsに語った。

「子どもの窒息リスクは、当機関の優先課題なので、この事態を非常に深刻に捉えています」と、ウォルフソンは語った。「危険な目にあった人には、私たちの方にすぐに報告いただきたいと思っています」

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最終更新:6/11(日) 11:29
BuzzFeed Japan